北海観光節 > 北海道の盆踊り

博物館通り商店街盆踊り大会

訪問日:2007年8月11日(土)

場所:旭川市春光園

この日は旭川市瑞穂地区で福島踊りがあるという不確かな情報を元に,久々に米飯川の上流に向かった。しかし,どうも盆踊りがある気配がしなかったので,旭川市街に引き返してこちらの盆踊りを見ることにした。

 

会場は旧旭川偕行社の前庭「春光園」である。大木に囲まれた広場には石畳が敷かれ,盆踊り会場としてはこれ以上ない贅沢な場所である。

「地方行幸旭川市内御道筋図」(1936.9)

旭川は明治34年に北海道で唯一の師団司令部が置かれ,以来日本最大の師団を抱える軍都として発展を続けてきた。旭川偕行社は将校たちの社交場として明治35年に建設され,天皇行幸の折の行在所にもなった建物である。平成元年には国の重要文化財に指定され,現在は旭川市彫刻美術館として活用されている。

18:00〜19:45 子供盆踊り

子供盆踊りは,誰も踊っておらず,ただひたすら櫓の周りをぐるぐる回るだけだった。中には踊り方を知っている子供もいたのだろうが,みんなものすごいスピードで歩いているので,踊り出すきっかけが見つからなかったのだろう。盆踊りというのはずっと見ていても飽きるということはないものだが,1時間以上ただ歩いているだけというのは,さすがに見るほうにとっても辛いものがあった。

子供盆踊り動画1(4.4MB)

19時17分から15分ほど休憩。再開後は仕切り直して踊ってくれるものと期待したが,状況は何ら変わらず,驚いたことに北海盆唄の振り付けで踊る人が出てきた。これも旭川らしいと言えば旭川らしいが,やはりきちんと踊ってほしいものである。踊るに踊れなかった子供たちもかわいそうだ。主催者は櫓の上からマイクであれこれと注意をしていたが,まずは自ら率先して輪の中に入り,踊りの流れを作るのも主催者の役目ではないだろうか。

子供盆踊り動画2(北海盆唄の振り付けで踊る,3.0MB)

テープはタンポポ児童合唱団盤が使用されていた。このテープは”前奏,12345678,12345678,12345678,12345678,12345678,後奏”という順で5回連続で演奏され,23分間途切れなく踊れるのだが,ここではこのテープがさらにエンドレスに編集されており,そのためか”12345678,1,12345678,……”と,1番が2回続けて演奏されていた。

子供盆踊りは予定を延長して19時45分に終了。ここでも段取りが悪く,子供を座らせておいてから,役員を呼び寄せ,段ボールの箱を開封していた。そのため子供たちは座ったまま5分以上待ち続けることになり,気の毒だった。お土産は「お好みセット」という豪華なお菓子の詰め合わせだった。

19:55〜20:50 大人盆踊り

19時30分から開始予定のところ,子供盆踊りの延長で25分遅れのスタートとなった。子供盆踊りからは一転して,きれいにそろった踊りが見られた。さすがは「正調北海盆踊り」の旭川である。踊り手には高校生や大学生風の若者が多く,色艶のある踊りを披露して観客の目を引いていた。賞金が出るわけでもないのに,仮装した踊り手も何人かいた。もっぱら賞金目当てで仮装する人もいると聞くが,本当に仮装が好きな人は賞金があってもなくても仮装をするのだ。テープは佐々木基晴歌唱のものがエンドレスに編集されていた。約1時間きっちり踊って,20時50分終了。参加者には箱ティッシュが1個ずつ配られた。

大人盆踊り動画1(4.8MB)

大人盆踊り動画2(終盤の早回し,2.9MB)