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丘のまちフェスティバル2008 どかんと農業まつり

訪問日:2008年8月23日(土)

場所: 美瑛駅前・本通特設会場

丘のまちフェスティバルは,美瑛町の夏の様々なお祭りの集まりで,7月下旬から9月上旬にかけて様々なイベントが開催される。「どかんと農業まつり」は毎年お盆明けの土曜日に開催され,その中で全町規模の盆踊りが行われる。

18:50 子供盆踊り

北海道はお盆を過ぎると急に寒くなる。この日もこの時間で気温は13℃を下回っており,手袋や耳かけ,マフラーをして踊っている子供たちもいた。テープは持田ヨシ子盤が原曲のまま使用されていた。踊りは比較的きれいにそろっており,少数ながら原作の振り付けに忠実な踊り手も見られた。

子供盆踊り動画(MP4,6.9MB)

太鼓は子供たちが担当していたが,力強くよく揃っていた。

プログラム上では子供盆踊りの時間が10分間しかとられていなかったが,少し延長された。それでも20分足らずで子供盆踊りは終了。子供たちはお土産に花火を受け取っていた。お盆を過ぎて花火をやると何だかが笑うと子供のころ教わったものではあるが。

19:15 第46回仮装盆踊り大会

19時ちょうどからの予定だった仮装盆踊り大会は15分遅れて始まった。踊りの列は駅前をまっすぐ進んだ役場のあたりを出発し,駅前に向かってパレード形式で行進してくる。この形式の盆踊りは,お盆の最後に行われる行事として御霊送りの意味合いがあり,かつては多くの市町村で行われていたものと思う。美瑛でも第46回という歴史ある行事になっているが,よく今まで続けられてきたものである。

 

社会的メッセージを掲げた踊り手もいた。

駅前のメイン会場に入る。北海盆唄は生演奏だったが,通りの端まで音は届いておらず,交通安全指導車のスピーカーからテープで北海盆唄を流していた。テープは第16回大谷地団地町内会ふるさと創成夏祭りと同じものだった。

駅前では櫓のまわりを輪が3重,4重にとり囲んで踊っていた。

仮装盆踊り動画(MP4,8.3MB)

唄と三味線は美瑛民謡同志会,太鼓は白金太鼓が担当していた。唄われた歌詞は次のとおりで,どれも一般的なものだが,1つだけ「十勝○○○○」というオリジナルの歌詞が含まれていた。聞き取れなかったのは司会のせいでもあり,司会がうるさすぎたのは良くなかった。唄い手も太鼓の後ろに隠れており,生唄にもかからず会場との一体感がいまいちなかったのは惜しまれる。

北海名物 数々あれど おらが国さの 盆踊り
五里も六里も 山坂越えて 逢いに来たのに 帰さりよか
唄え踊れよ 叩けよ太鼓 月の世界に 届くまで
踊り見に来て 踊りの中で 何時か手を振る 浴衣がけ
波の花散る 津軽の海を 越えて蝦夷地へ いつ来たか
踊り揃うて 輪になる頃は 月も浮かれて 円くなる
はやし太鼓に 手拍子揃え 櫓囲んで 盆踊り
踊り踊る娘が 何故足袋履かぬ 履けば汚れる 褄切らす
貴方百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の はえるまで
主が唄えば 踊りも締まる 櫓太鼓の 音も弾む
来たは十七 蕾の頃に 今は二十一 花盛り
十勝○○○○ 白金○○○ ○○○○○○○ ○○○○○

仮装は山車も伴っており,トリで登場したJAびえいの巨大な山車は圧巻だった。

実行委員長の浜田美瑛町長のあいさつ。

西森商工会長のあいさつ。「風景がうまい」という商工会のキャッチフレーズが紹介された。景色が良い,空気がうまい,農作物がうまいという意味が込められているという。

表彰は個人,団体A,団体B,団体Cの部門ごとにパフォーマンス賞,優秀賞,最優秀賞の三賞が贈られた。なお,4名以下が個人の部,5名から19名までが団体A,39名までが団体B,40名以上が団体Cという区分である。団体C最優秀賞はJAびえいのゲゲゲの鬼太郎。商品はトロフィーとビール1箱だった。

20時45分からは花火大会で祭りのフィナーレを迎えた。花火はこの年から安全に配慮して置杵牛川河畔からの打ち上げとなり,会場からの距離はやや遠くなった。