[富良野・美瑛特集]

モデルコース・中級者編

知的にラベンダー畑三昧

ラベンダー畑10ヶ所に博物館・美術館,絶景ルートを加えた欲張りコースです
富良野発着,所要10時間(渋滞時には所要時間がさらに延びます)

○富良野風景画館

○道道759号奈江富良野線

○千望峠(かみふらの八景)

ここまでは美術館と絶景の旅と同じルートです。

千望峠を下って道道851号上富良野中富良野線の分岐を過ぎ少し上ったところ,右折して西3線道路に入ってください。1.5車線の舗装道路ですが,アップダウンがあり谷間から望む十勝岳連峰は絶景です。

○パノラマロード江花(かみふらの八景)

西3線道路を1kmちょっと進んだところで左を向くと,十勝岳連峰に向かって一直線に向かう道があります。これがパノラマロード江花かみふらの八景の碑がたっています。しばし眺めて,名残を惜しむようにしてこの道を下って行きましょう。

パノラマロード江花を下って線路の手前で右折,基線に入ってください。そしてオリカのクラブハウスの少し手前でまた右折,一輪の丘につきます。

○一輪の丘

ここは穴場ラベンダー園の代表格。ラベンダー園の中では最も観光化されていないところだと思います。

一輪の丘を過ぎて再び西3線で左折。中富良野町森林公園に入ってください。森林公園は表からでも裏からでも入れます。

○北星山・町営ラベンダー園

リフトの終点付近が展望台になっており,ここから眺める富良野盆地は絶景です。ラベンダーの季節には一面紫の山になります。

北星山の裏から出ます。T字路を左折すればまもなく彩香の里。

○彩香(さいか)の里

ここはラベンダー畑の面積では最大級,人気上集中のラベンダー園です。 

彩香の里から坂を下って,今度は北星山の下を通ってファーム富田に向かいます。

○ファーム富田

富良野でも最も有名なラベンダー園の一つ。これまでに訪れたスポットとは比べ物にならないぐらい人が多いので,行ったことがあるならパスしても良いでしょう。

ここで国道237号に出てください。上富良野市街に入り,郵便局の前の踏み切りを渡り,直進するとまもなく左手に古風な建物が見えます。

○上富良野町郷土館

郷土館はだいたいの市町村にあるのですが,上富良野の郷土館は十勝岳噴火というおおきなテーマがあるだけに見ごたえがあります。当時の記録映画などリアルな展示となっています。

道道581号留辺蕊上富良野線で国道237号方面に向かいます。国道の交差点を過ぎるとまもなく右手の丘に土の館が見えます。

○博物館土の館(かみふらの五大名所)

上富良野で創業した日本最大手のプラウメーカースガノ農機の博物館。土の博物館というのは珍しいものです。全道各地の農家から寄贈された古いトラクターの展示が壮観。観音像が目印です。また別棟でトラクタの展示があり,世界のクラシックトラクターや,道内の農家から寄贈されたトラクタは圧巻。特にPRしていないので知られていませんが,穴場の一流博物館です。スガノ農機は昭和60年に本社機能を茨城県に移転,現在上富良野には土の館が残るのみで,工場跡地はパチンコパーラービッグアップルになっています。
1000-1600 5-9無休,他は土日祝休 無料
土の館 トラクタ館 蒸気式のトラクタ 隣接する上富良野墓地からの眺め

国道237号に戻り美瑛方面に進みます。まもなくフラワーランドかみふらの看板がありますので,そこを左折します。

○フラワーランドかみふらの(かみふらの五大名所)

他のラベンダー園と一線を画す観光花園で,富良野のラベンダー園では唯一入場料を取られます。ラベンダー以外の花も多くあり,ジャーマンアイリスがメインです。
900-1800(6-8)-1700(他) 500円

フラワーランドからさらに奥に進めばジェットコースターの路。

○ジェットコースターの路(かみふらの八景)

激しくアップダウンする直線道路で,最近は観光バスも通るようになりました。

国道237号に出てすぐに右折,美馬牛市街に入りましょう。美馬牛の駅を見て,また国道237に戻り左折,左手の丘にまたラベンダー畑があります。

○かんのファーム(かみふらの五大名所)

美馬牛峠の丘に,ラベンダーやポピーが咲きます。

国道237号をそのまま走ります。

○深山峠(かみふらの八景)

ここはトリックアート美術館など見どころ豊富。もちろんラベンダー園もあります。じっくり見ていては1日かかってしまいます。今日はまだ先が長いので,時間を残しておきましょう。

国道でさらに南下し,信号のある分岐から上富良野市街に入ります。するとすぐ左手に開拓記念館があります。

○上富良野町開拓記念館

旧吉田貞次郎邸。吉田貞次郎は大正15年の十勝岳大噴火の時,復興反対派を押し切って町を再生させた当時の村長。館内には三重団体の"田中常次郎による富良野原野の開拓"と,同じく三重団体の"吉田村長による復興"の「2度の開拓」の展示があります。なお,大正15年の噴火は三浦綾子の小説『泥流地帯』に鮮やかに描かれており,隣の草分け神社の境内に「泥流地帯」の碑があります。
900-1600 4-11月開館,月・祝休 50円

開拓記念館

泥流地帯の碑

次はファーム富田に匹敵する有名ラベンダー園,日の出山公園です。

○日の出山ラベンダー園(上富良野八景)

昭和52年に植栽開始,観光目的のラベンダー園としては最初のものです。高さ60mの山頂にあるラベンダー畑まで両側に花を見ながら登って行き,体力を使いますが,登頂したときの感動は大きいものがあります。十勝岳連峰,富良野盆地,芦別岳を一望にする最高の立地がラベンダーを引き立てています。「ラベンダー発祥の地」の碑が建っていますが,香料用の農作物としてのラベンダーは上富良野町内の東中で昭和23年に栽培されたのが最初です。

次のラベンダー園はラベンダー羊ケ丘ですが,途中に後藤純男美術館があるので寄りましょう。

○後藤純男美術館(上富良野五大名所)

本日最後の美術館。後藤純男氏のアトリエ兼美術館です。後藤純男は日本画では平山郁夫と肩を並べるといわれる巨匠。あまり知られていないのですが,なぜこれほどの美術館が上富良野にあるのかと不思議に思うくらいのところです。格の違いを感じる大作に感動します。2002年6月には新館ができて展示スペースが以前の3倍になりました。風光明媚な丘の畑の中に建つ,アトリエ兼美術館。後藤純男は日本画では平山郁夫と並び称される巨匠。格の違いを感じる大作に感銘を受ける。入館料は高いですが一見の価値あり。食事にもおすすめで,眺めの良いレストランは牛肉料理が得意。
1000-1700 5-11開館 1000円
■リンク 日本画家 後藤純男美術館

眺めの良い東4線道路の坂を下り,斜めに交差する道道298号上富良野旭中富良野線を左折,約2km直進して左前方へ曲がります。

○ラベンダー羊ケ丘

これだけまわってくればもう太陽が沈みかけている頃と思いますが,ここからの夕日は絶景です。山腹あるので,ほかのラベンダー園より少し開花が遅れます。
ラベンダー羊ケ丘 ラベンダー羊ケ丘から上富良野へ向かう直線道路 ちなみに左の写真と逆の方向から見るとこうなる

ベベルイ零号線(砂利道)を通って麓郷へ向かいましょう。

○ポプリの里・ふらのハーブガーデン

今日最後のラベンダー園はポプリの里。ここではラベンダー以外にも数々のハーブを栽培しています。また遅咲きラベンダーでも知られており,ラベンダーのつぼみを一度むしりとると,下から再びつぼみが出てくるという性質を利用して,9月までラベンダーが咲いています。

 

おそらくもう日が暮れていることでしょう。富良野に戻って食事でもしましょう。おつかれさまでした。

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