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深山峠オーナー園

昭和52年から植栽が始まっており,観光向けのラベンダー園としては最初のものである。オーナー園は昭和59年開設。もともと富良野盆地の三大ラベンダー園の一つに数えられたが,他のラベンダー園の成長が著しく,近年はすっかり影が薄くなってしまった。

しかし立地は最高である。国道237号沿いにあって,どんなに方向音痴の人でも迷わずたどり着ける。峠というだけあり,十勝岳連峰との間に雲海のごとく広がる波状丘陵は絶景。ここの特徴は第一に「オーナー園」ということで,オーナーの名前を記した白い札がラベンダー畑の中に整然と並んでいる様子が大変絵になる。さらにポピーが加わり,紫・赤・白の鮮やかなコントラストが楽しめる。なおラベンダーのオーナー制度とは,お金を払って3株ないし5株のオーナーになり,毎年ドライフラワーを送ってもらえるというもの。かみふらの十勝岳観光協会で現在も募集している。

周辺には観光施設が多く,トリックアート美術館,上ふらのびいる館をはじめ,大型レストハウス,ギャラリー,お土産屋が建ち並ぶ。しかしこれら団体客向けの施設が目立つ一方,2002年にはテディベアミュージアムを中心としたテディベアビレッジが開設され,移住者たちが宿やギャラリーを営みつつ村づくりを行っている。

公共交通機関利用の場合は,富良野−旭川間のふらのバス・ラベンダー号が深山峠に停車する。自家用車・レンタカー利用の場合は,トリックアート美術館前の駐車場に停めると良い。


オーナーの名を記した札。以前は白で,そのほうが絵になったのだか。


国道側を見る。正面はレストハウス想い出のふらの。

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