10時40分増毛到着。ここで45分間の自由行動となった。
まずは酒造見学ができる国稀酒造へ。明治15年創業,北海道最古の造り酒屋で,利き酒試飲ができる。
敷地の一角にあるギャラリーでは,増毛の観光ポスター展が開催されていた。ずいぶん時代がかった絵に見えるが,ディスカバージャパンのロゴが入っていたので,昭和50年前後のものである。当時はまだ雄冬の国道が開通しておらず,増毛は行き止まりの漁村だったが,そのころのほうが観光地としては魅力があったのかもしれない。
増毛市街も10年ぶりくらいに歩くが,当時は死んだような町だったのが,いまでは観光地として活気にあふれている。
丸一本間家
国の重要文化財に指定されている旧商家。2000年から入場料を取って一般公開されている。
風待食堂
映画「駅Station」ロケ地で,現在は観光案内所となり,映画のスチール写真が展示されている。案内の人にもうすぐSLが来ますよといわれたので,5分ですよねと確認すると,35分だといわれた。時刻表を確認して5分だと言ったのだが,係員は35分だと譲らなかった。ここで喧嘩をしても仕方がないので引き下がる。
増毛駅
増毛駅の待合室はそば屋になっていた。
SLすずらん号の到着を待つ人達。
すずらん号到着。1999年以来毎年運行されてきたSLすずらん号も,今年度を持って運行を休止することが発表されており,今日を含めてあと4日間のみの運行である。
増毛小学校
従来型の木造2階建て校舎としては道内随一のものであり,北海道遺産に登録されている。
寿司のまつくら
昼食は増毛市街の「まつくら」で。知らなければ入らないような店構えだが,地元では有名らしい。エビは身が直径2cm近くある巨大なもので,申し訳ないが全部食べきれなかった。