北海観光節小さな旅行記錦秋日高路

日高山脈館

日高山脈館

 

町営博物館という位置づけで,1999年に開館した。主に地質的な観点から日高山脈の成り立ちをわかりやすく解説しており,3層に及ぶ充実の展示内容である。この博物館には一線の研究者である学芸員さんが常駐しており,以前ちょっとお世話になったことがある。「近いうちに拝観しに行きます」とメールに書いてから,実に6年が経ってしまった。大変申し訳ない。

日高町役場日高総合支所

日高町は今年3月1日に門別町と合併し,新生日高町となった。日高支庁の所在地は浦河町にあるので,もともと日高町というのは紛らわしい名前だったのが,門別町と合併して役場の本所が門別本町に置かれることになり,しかも飛び地合併ときたのだから,わかりづらいことこの上ない。この地はもともと右左府(ウサップ)村といっていたのを昭和18年に日高村に改称したわけで,いっそのこと,地名を昔の右左府に戻してしまったほうがよいのではないかと思う。

以後,本旅行記では旧日高町の中心市街地のことを右左府と記すことにする。

日高ターミナル15:00発→振内営林署前15:33頃着 道南バス 富川高校行き

乗客3名で発車。

ドライブイン日高 三朝観光センター

日勝竜門パーク跡。北海道観光には欠かすことのできない名ドライブインだったが,建物は1999年に解体され,駐車場のアスファルトのみが残る。

右左府の南にあるドライブインはどの店も寂れているが,もともとはこの道路が道央と道東を結ぶメインルートだったからで,1991年の国道274号石勝樹海ロードの開通で交通量が激減したため寂れたのである。

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