ラベンダーシーズン前だが,けっこうお客さんが乗っていた。
ラベンダー畑駅下車。ホームでは上富良野駅の駅長さんが直々にオレンジーカードと入場券を売っていた。あまり売れていなくて気の毒だったので入場券の3枚セットを買っておいた。
みなでぞろぞろと道路を歩いていく。こういうのもなかなか気分がよいものである。
この時期でこの混雑。人気は不滅だ。
彩りの畑は開花前。あれほどお客さんが来ていて,彩りの畑に人影がないというのはおもしろい。
グリーンハウスのラベンダーはもちろん満開。
「倖の畑」の早咲きラベンダーもうっすらと色づき始めていた。観光客からは「なんだこんなものか」という声が聞こえたのは残念だった。ファーム富田はいつ訪れてもよいが,一度はラベンダーが満開のところを見てほしいものである。
「春の彩りの畑」はポピーやルピナスが見頃だった。
メイン施設の花人の舎(はなびとのいえ)。
かつてラベンダー関係のお土産といったら,香水も石けんもほとんどが富良野とは全然関係のないところで作られたものだった。ファーム富田は取り扱っている製品のほとんどを自社ブランドとしていて,製造者はファーム富田と明記されている。そして,それらの製品はファーム富田の売店以外で購入することはできない。数あるラベンダー園の中でファーム富田が一人勝ちしている理由はここにあると思う。ファーム富田のリピーターにはラベンダー畑よりもむしろお土産屋を楽しみにして来る人も多いという。