北海観光節小さな旅行記かみふらの文学散歩と健康散歩

JRヘルシーウォーキング 上富良野ウォーク その1

2008年9月28日

文学散歩から2日たって,今日はヘルシーウォーキングである。JR北海道主催のヘルシーウォーキングも,11年目にして初めて上富良野で開催されることとなった。これまで臨時列車ヘルシーウォーキング号に乗ったことはあっても,ウォーキング自体に参加したことはなかったのだが,我が町での開催ということで初めて参加することにした。

ヘルシーウォーキングというと毎回10km以上を歩くので,以前であれば参加するのにそれなりの覚悟を要したのだが,今年旭川に転勤になって,仕事の関係上毎日少なくとも10kmは歩いているので,10kmというのがすぐ近くに感じられるようになった。

旭川駅前のアサヒビルはついに解体された。

旭川9時28分発の普通列車。乗客は通常より少し多い程度だった。

10時20分過ぎ,上富良野駅に旭川,富良野双方からの普通列車が到着する。これらの列車で訪れたヘルシーウォーキングの参加者は20名程度で,それほど多くなかった。

駅前にはJAふらの上富良野支所が特設の売店を出していた。

10時38分,札幌発の臨時快速ヘルシーウォーキング号が到着した。

事前情報では6両編成と聞いていたが,何と7両編成だった。上富良野駅にこれだけ長い編成が停車するのは久々のことではないか。

 

降車口は3号車後方の1か所に限定され,5分ほどかかってぞろぞろと降りていた。

いざ出発。

今日は十勝岳温泉の紅葉まつりでもある。賑わいを見せるヘルシーウォーキングとは対照的に,温泉行きの臨時バスは小さなマイクロバス1台で間に合う乗客しかおらず,大変寂しいものだった。私が子供の頃には,役場の大型スクールバス総投入で温泉までピストン輸送を行っており,旭川からの列車が到着すると,紅葉狩りの客がどっと降りて,バスが5台,6台と立て続けに発車していったものである。たかだか20年くらいで観光客の趣向がこれほど変わるものかと驚いた。

さて,ヘルシーウォーキングの今日のコースは,駅前を直進し高台に登ったあと引き返し,線路を渡って日の出地区を一巡するというコースである。

まずは富良野川を五丁目橋で渡る。

橋上から丸一山を望む。大正15年の十勝岳噴火のとき,小学5年生だった祖父は,この丸一山に駆け上って難を逃れたという。

コース上には随所に案内の矢印が掲出されていた。

住吉ラベンダー園跡地を通過する。今日の参加者の中に,かつてここでラベンダー祭りが行われたことを知る人はどれくらいいるだろうか。

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