周遊きっぷ

国鉄時代から親しまれてきたワイド周遊券,ミニ周遊券,ニューワイド周遊券などは1998年3月で廃止となり,現在いわゆる「周遊券」は発売されていません。新たに発売された「周遊きっぷ」は,非常に不便なきっぷで,周遊きっぷを使って旅行したという話はあまり聞いたことがありません。そこで今回,話のタネにと思って,あえて周遊きっぷ「福島・会津ゾーン」で旅行してみることにしました。周遊きっぷは行き・帰りの片道乗車券「ゆき券・かえり券」と,ある範囲で特急自由席乗り放題の「ゾーン券」からなっています。

ゆき券 [銭函→米沢] ゾーン券 [福島・会津ゾーン]
かえり券 [新白河→銭函]
以上の5片券が周遊きっぷの1セットになります。周遊券から周遊きっぷなったことでのメリットが一つあるとすれば,行き帰りのルートが自由に設定できるようになったことでしょう。そこで帰りのルートをちょっとひねってみました。経由線が17を超えるとマルス(機械)で発行できなくなるという話を聞いたことがあるので(詳しい方ご教示ください),経由線を20にしてツインクルプラザ札幌支店に申し込みました。実は昨年の学会の帰りも経由線区38,運賃計算キロ3800kmという片道乗車券を申し込んだのですが,そのときは若い男性と年配の男性が2人で対応してくれたものの,切符ができるまでに1週間近くかかってしまいました。今回は申し込んだのが出発の3日前ということで間に合うか心配だったのですが,若い女性の職員がなんと1時間で作り上げてくれました。私が自分で距離を計算した表を一緒に渡したのが功を奏したのかもしれません。切符裏面に貼り付けてある経路は,私が申し込みのとき渡した経路表をそのまま縮小コピーしたものです。いずれにしても迷惑な客だと思います。
最近は自動改札が普及していますが,あれは少し心臓に悪いものがあります。手書きの切符だと途中下車印を押してもらうのも楽しみだし,駅員さんにいろいろ声をかけてもらえることもあります。いちいち経路を確認されることもなく,ほとんどフリーパスでした。

 

9月7日