東京旅行記

東京タワー

東京といえば,やはり東京タワーである。

しかし,最近はあまり流行ってないらしい。大槻ケンヂ著の『行きそで行かないとこへ行こう』にも東京タワーが出ていたりする。
私も札幌に6年住んでいて,テレビ塔には一度も上がらなかったから,東京の人もあまり東京タワーには行かないのかもしれない。
高校の修学旅行のときに大展望台までは上ったことがあるのだが,日本人であるからには一度特別展望台まで上がってみる必要があると思ったのと,修学旅行の時は朝早くまだ一般開放されていない時間帯だったので,もう一度しっかり東京タワーを観光しようと思ったので,都営三田線御成門駅で降りた。


きれいにライトアップされた東京タワー。駅からタワーに向かって歩くと,他にもけっこうタワー見物に行く人がいた。私は2回目なので特別な感慨もなかったが,初めて見て,まじめに感動している人たちも多かった。日本にもまだまだ東京タワーを見たことがない人がいるようだ。


最近は東京タワーなんて誰も行かないような話を聞いていたが,ずいぶんと賑わっている。若い2人連れも結構いた。割としっとり目の連れが多く,私などが紛れ込んでも浮いた感じはしなかった。


大展望台(高さ150m)からの眺め。宝石の輝きを発している大都会。
日曜の夜に放送している演歌百撰という番組のエンディングで,「〜の宝石の輝き〜」とコーラスが流れる中,大都会(東京?)の夜景が映し出される。日曜の夜という気分とあいまって,このエンディングが非常に好きで毎週見ていたのだが,釧路引っ越したため見ることができなくなった(釧路ではテレビ東京系の番組が見れない)。


大展望台の売店。国際的な観光地らしいお土産を売っている。


特別展望台まではエレベータ一台だけで,かなり行列ができていた。閉館時間も迫り,今から上がってもすぐに降りてこなければならないと案内の人に脅されたが,ここまで来て上がらないで帰る手はないと思い,粘って並んだ。

左が大展望台からの眺め,右が特別展望台(250m)からの眺め。

 
大展望台まで820円,特別展望台まで600円かかった。少々出費がかさんだが,これで,「おまえ,東京タワーに行ったことはあるか?」と聞かれたら,「ある」と言えるだろう。
ただ,1階〜4階のお土産屋やろう人形館は見れなかったので,もう一度行ってみたい。

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