東京旅行記

日本橋

日本橋というのは東京でもかなり有名なところだと思う。江戸東京博物館に日本橋の大きな模型があったが,日本橋はいったいどこにあるのか,今も日本橋はあるのか,一度来て確かめる必要があると思った。

柴又から日本橋へは,京成金町線から京成高砂駅で京成押上線に乗り換えて,案外簡単にたどり着くことができた。


都営浅草線日本橋駅で降りる。さて,日本橋はどこにあるだろうか。


これが日本橋らしい。上を走っている道路ではなく,下を通っているのが日本橋らしい。私は「矢切の渡しもなか」を片手に,旅情豊かに日本橋を散策してみたいと思っていたが,車が激しく行き交うだけで,旅情も何もなかった。

 
日本橋は重要文化財や日本の道100選にも指定されている。また,道路元標もあって,国道1号線が出ていた。

日本橋から東京駅までは歩いてもすぐだ。有楽町に「むらからまちから館」というのがあるというので行ってみる。
東京にいてどの程度北海道の情報が手に入るのか,というのも私の興味のあるところだ。


有楽町駅前には「北海道どさんこプラザ」があった。北海道の俗なお土産屋で売っているようなお土産は,大概手に入りそうだった。こんな店があるなら,東京からわざわざ北海道に来て,巨大なポッキーとか買わなくてもいいのではないか。


そして,むらからまちから館。全国の観光パンフレットが取り揃えてあるというので行ってみたが,ここは全然たいしたことなかった。札幌駅のライラックパセオのほうが100倍はパンフレットがありそうだ。当たり前のことかもしれないが,北海道の人が北海道の情報を得るために,わざわざ東京に来る必要はないと思った。

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