今回の旅行は意味不明なことが多い。やっている本人たちさえよくわかっていないのだから,この旅行記を読んでくださっている方はなおさら理解困難であると思われる。
ゴールデンウィーク前半の3連休の中日,道内各地方で働く3人が江別に集合した。れんがもちさんは京極から,ミドリ★★さんは新篠津から,私は釧路からの参加である。大麻駅に午前9時集合とした。これかまず意味不明である。なぜ大麻駅なのかと聞かれても理由は別にない。れんがもちさんは実家が野幌だし,ミドリ★★さんも野幌のスーパーに車を停めて大麻まで汽車で来たという。第一目的地の千古園へも野幌駅がいちばん近い。札幌から汽車で来る場合,大麻・野幌間で運賃が上がるという理由が立つが,今回私はフリーきっぷを使っているので関係ない。ともかく大麻駅集合なのである。それでも大麻駅集合に疑念を持つ人はいなかったのだから皆何を考えているのかわからない。
ミドリ★★さんには会ったことがないので,どうやって探せばよいのだろうかと思ったが,すぐにわかった。れんがもちさんとミドリ★★さんは学生時代の列車通学で4年間重なっているので,会えばわかるだろうと思っていたが,お互い初めて見る顔だったようだ。
今日は1日れんがもちさんの車で回ることにしている。いくつか行きたいところはあるが,コースはまったく考えていない。とりあえず千古園に向かうことにした。
千古園というのは江別の桜の名所で,当サイトの北海道桜十選で6番目に入っている。私も一度来たことがあるが,桜の時期はなかった。今年は記録的に桜の開花が早まっているが,まだ少し早かったようだ。
千古園入口にあった「野幌食の村」。江別の2人に「それは撮る価値ないよ」と言われた。しかし昼にもう一度通ったときにはかなり賑わっていた。道道46号江別恵庭線沿いにある。
江別は日本を代表する窯業の町。展示は「北のやきもの展示室」と「れんが資料展示室」に分かれている。佐賀県の有田でも似たような施設に入ったことがあるが,江別のほうが見て面白かった。
北のやきもの展示室 | れんが資料展示室 |
展示の中に「日本赤煉瓦建築番付」なるものが2枚あった。北海道に関係する部分を抜書きしてみよう。
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1989年はまなす国体のメイン会場。江別にはそのほか道立図書館,野幌森林公園など北海道を代表する施設が多い。
正面に見えるのが総合体育館
道道江別恵庭線から西に入ると,美瑛のような農村景観が広がる。
やがて道は険しくなり,札幌近郊とは思えない景色になる。
森林公園キャンプ場は旧農地をキャンプ場として整備したもの。野幌森林公園に隣接して四方を木々に囲まれており,大都会がすぐそばにあるにもかかわらず秘境感を味わえる。
野幌森林公園内には同様の農業用ため池がいくつかある。
こんなに賑わっているパークゴルフ場は初めて見た。 |