江別観光記

榎本公園

道央国道・337号


王子製紙の横を通る部分。「道央国道」というにはあまりにも弱々しい道。北大周辺から国道12号に出るには最短コースのため,学生時代には何度も通った。将来的には路線切り替えにより国道指定が解除される予定。

北のレンガぱん

煉化もちと並ぶ江別の名物。広谷製パンで販売している。実物大のレンガを模したパンで,硬さまでそっくりだという。毎日少ししか製造されておらず,店に行っても買えないことが多い。今日は幸いに買うことができた。うかつに手をつけると始末に負えなくなるというので,れんがもちさんに引き取ってもらった。すみません。

町村農場

1992年に篠津に移転した町村農場。ソフトクリームの直売所が賑わっていた。しかし,ここの店員さんが恐ろしくのんびりしていて,先を急ぎたい私は少しイライラした。

榎本公園

国道337号沿いにあって車から見ることもできるが,訪れたことのある人は少ないはず。今回特に訪れたかったところの一つだ。

榎本武揚は戊辰戦争の際,旧幕府軍で戦った人物である。ここは榎本が開拓使から土地払下げを受けて農場を営んだ跡。

台座は五稜郭を意識してか五角形になっている。 榎本像は彫刻家・本郷新の作。


榎本公園に隣接する「江別発祥の地」の碑。石狩川の舟運が利用されていた時代には対雁が交通の要所として賑わったが,明治20年頃には中心が江別に移った。またこのあたりには樺太アイヌが強制移住させられた歴史があり,『対雁の碑』という本が出ている。

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