2002年2月2日〜3日

しれプリ26時間ツアー その2

まず一風呂。ウトロ温泉は歴史も浅く,名湯という印象はないが,それでも露天風呂のお湯は飲むこともでき,なかなか良い温泉だった。


食事は夕食も朝食もバイキング。これもテレビや旅行雑誌で見聞きするとおりだ。時代は変わったものだと思う。たしかに,温泉旅館の部屋食でおいしいものが出たためしがないから,バイキングのほうが満足度が高いと思う。


19時20分,ホテルからオーロラファンタジー会場行きのバスに乗る。


知床番屋。オーロラファンタジー開始まで時間があるので,お土産屋で時間をつぶす。


漁船が並ぶところを歩いて行く。


オーロラファンタジーは今年が16回目で,今日が初日。


事前に,「早めに行っていい場所を確保したほうが良い」と聞いて意味がわからなったが,なるほど会場に着いてわかった。きちんとした観客席があるのである。


ぞくぞくと各ホテルから観光客がやってくる。待ち時間はかなりあったが,飽きさせないように誘導員の人がマイクでいろいろ面白いこと言って笑わせてくれる。にくい演出だ。


20時00分開演。初日ということで,流氷太鼓の披露があった。


わらを燃やして煙幕張って,レーザーを照射する。音楽に合わせて模様が変化し,最後にはクリオネが映し出された。約20分間のショー。

ウルトラマン像 流氷神社


記念写真用?の流氷


帰る際,感動した分のお金を入れることになっている。「できれば音のしないのを」なんて言われたので,千円くらい入れようかと思ったが,実際ショーを見て思いとどまった。いろいろよく考えられたイベントではあったが,肝心のオーロラショーがいまいちぱっとしなかった。もう一度見に来たいとは思わなかった。冬のイベントといって思い出すのは木古内の寒中みそぎだが,あれはやはりすごい。ここで感動箱に千円入れるのなら,木古内の佐女川神社の賽銭箱には10万円くらい入れなければならないだろう。

会場ではスタンプラリーを実施していた。お土産屋でスタンプを押してもらえるのだが,スタンプ押すことだけ目的に店に入る人がほとんどで,お土産屋さんもかわいそうだ。

一昔前までウトロのホテルは冬は休業していたそうだが,このようなイベントを実施して冬も観光客が訪れるようになったのは素晴らしいと思う。関西の言葉を話す人や台湾の言葉を話す人も多く来ていたが,彼らはウトロをどう思っただろうか,感想を聞いてみたいところだ。


ホテルに戻るとロビーでオニオンスープのサービスがあった。ほんとに至れり尽せりだ。


部屋に戻ると布団が敷かれていた。激安パックということで,6畳間に4人寝かせるなんてむちゃくちゃなことをやらされるのではないかと心配していたが,12畳なので余裕だ。

この後,またひと風呂浴びた。そして夜中の3時までトランプゲームをして遊んだ。

おやすみなさい。


翌朝。使用後の室内。温泉旅館に泊まるとこの朝の雰囲気がなんとも言えない。

結局,ホテルは非常に良かったと思う。至れり尽せりだった。食事もバイキングだから,宿泊料によって差がつくわけでもない。これなら安く泊まったほうが断然お得だ。


9時30分。ホテルを出発。しかし,バスに乗っている面々は出発から到着までやることなすこと全部同じだ。エレベーターでも風呂に入っても食堂でも同じ顔を見る。別に話はしないが,もうみんな憶えてしまった。


オシンコシンの滝。前回は旧道を通って上から見たので,下から見るのは初めてだ。


川湯温泉駅でトイレタイム。みんなソフトクリームを買っていた。それにしても駅前を横たわる電線は目障りなので,何とかしてもらえないものだろうか。


13時00分,釧路到着。運転士さんもお疲れ様でした。


釧路は今日も晴れていた。

しれプリ26時間ツアー終わり

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