川湯郵便局前から摩周温泉行きの路線バスに乗車。網走からずいぶんひねくれたコースで南下しているように見えるかもしれないが,釧網本線は列車の本数が少なく,釧路に戻るには美幌からパノラマコースに乗ってこのバスに乗り継ぐのがいちばん早い方法なのである。
16時20分,弟子屈バスセンター到着。懐かしい雰囲気のバスターミナルであるが,窓口は無人化されていた。
バスセンター内に阿寒パノラマコースの時刻表が掲示されていたが,もう何十年も前から変わっていない感じだ。ほんとうに髪の毛一本で世界的観光地を結んでいるバスなので,何とか今後も走り続けて欲しいものだ。
JR摩周駅から17時6分発釧路行き普通列車に乗る。ちょうどここで交換となる17時5分発の網走行き普通列車に駅前旅館さんが乗車していたはずだが,窓ガラスが曇っており向かいの列車の車内は見えなかった。
18時30分,釧路駅到着。
今回の旅はここで終わりではない。
19時ちょうど発,厚岸行き普通列車。
ここ何年か目標にしてきたJR北海道全駅乗降であるが,残りは武佐駅1つのみとなっていた。釧路の2つ隣の駅なので仕事帰りでもいつでも下車可能であり,いつ実行しようかと機会をうかがっていたところである。いよいよ今日実行しようと思う。
19時6分,武佐駅到着。これでJR北海道全駅乗降達成である。(張碓はどうなんだという疑問は残るが)
今日の旅はまだ終わらない。
釧路ラーメン麺遊会では2003年1月15日から4月10日まで釧路ラーメンスタンプラリーを実施している。この旅行記を書いている3月2日現在,29店舗中22店舗巡っている。最初はその気がなかったのだが,もうここまで来たら全店巡るしかないと思う。全店巡った人にはもれなく「全店制覇認定証」がもらえるという。
武佐駅から徒歩15分の秀航園本店。じゃらんの人気投票で道東N0.1に輝いたこともある人気ラーメン店である。行列ができることもあるというが,平日の閉店間際だったため空いていた。ベテランの職人さんが手分けして手際よくラーメンを作っており,応対も感じが良かった。野菜ラーメン(醤油)を頼んだが,野菜が山盛りに載せられており,下のラーメンにたどり着くまでに10分はかかった。その間に,細身の釧路ラーメンが旭川ラーメンのように延びてしまい,全部食べ切るのは大変だった。しかし普通の醤油ラーメンに100円プラスしただけでこんなに野菜が盛られるのだから,人気が出るのもうなづけるわけである。野菜ラーメン(醤油)700円+ライス200円。
第一若草団地から愛国行きのバスで釧路駅前バスターミナルへ。ここからさらにバスを乗り継いで帰宅した。
旅行記終了。読んでいただきありがとうございました。