北海観光節旅行記ディスカバー阿寒

摩周湖・硫黄山

摩周第1展望台

摩周第1展望台にて25分間の見学タイム。バスは展望台から近いところにある専用の待機スペースに駐車,路線バスならではの優越感を味わえる。

摩周湖では自動車の排気ガスによる環境汚染が問題になっている。一般車の通行規制を行うという話は観光客の減少を心配する声もあってなかなか計画が進まないらしい。しかしマイカーで訪れる人たちは,湖を見るという個人的な欲求を満たすためだけに排気ガスをまき散らすことに罪悪感を持たないのだろうか。

摩周湖。

2003年に改装された摩周第1展望台休憩舎。摩周湖は富士山,法隆寺,姫路城にも匹敵する特A級の世界的観光地である。したがってお土産屋にもそれ相応の格があり,木彫りの置物は数十万もするものが多数取り揃えられていた。

摩周第3展望台通過。背後に屈斜路湖が見えている。

第3展望台から川湯への道は最小曲線半径25mの険しい道。摩周観光道路も永山プランに基づき建設されたもので,昭和4年に弟子屈〜第1展望台間,同24年に第1展望台〜川湯間が開通している。

川湯駅前で3人の外国人を降ろした。運転士さんは「ふーっ,疲れた」とため息を吐いていた。

硫黄山

16時25分,硫黄山着。乗客は私1人になったので運転士さんは「いつでも好きな時間に戻ってきて良いですよ」と言った。

硫黄山は北海道内を相当旅行している人でも訪れていない人が意外と多い。Aクラスの観光地なのでやはり1度は訪れておきたいところである。

ゆで卵屋。毎日こんなところで働いていて体を悪くしないのだろうか。

硫黄山レストハウス。こちらのお土産屋もなかなか風格に満ちているが,摩周第1展望台のお土産屋に比べるとやはり若干格が落ちるようで,木彫りもそう高額なものは置いていなかった。

ソフトクリームはここオリジナルのもの。非常に高い評価も聞いたことがある。

いちおう定刻までにバスに戻る。

川湯温泉街にはいる。

16時50分,川湯ターミナル到着。バスはこの後回送で阿寒湖まで戻るとのこと。

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