岡崎では怒濤のような乗り換えシーンが待っているのかと思ったら,人もまばらで拍子抜けした。
車内は薄暗いボックスシートで,まるで廃線間際のローカル私鉄のようだった。
車両基地のある北野桝塚駅で1分接続の乗り換え。
緑鮮やかな稲の早苗と黄金の麦。北海道にはない取り合わせだ。
右の車窓にトヨタ自動車の本社工場が過ぎていくと,列車は山あいに入り,まもなく万博八草駅に到着した。
ようやく万博らしい雰囲気になってきた。
それでも混雑はしていない。
ここでまたリニモに乗り換えのため乗車券を購入。160円のきっぷを1枚ずつ手売りしており,往復券は扱っていないなど不便に思った。
これが噂のリニモ。音が静かというだけで乗り心地は普通の電車と変わらなかった。
会場が見えてきた。
入場券販売所。ガイドブックなどには入場券は事前に購入してくださいとしか書かれていなかったが,会場でも当日券を販売していた。事前購入した入場券,入場引換券は払い戻しできないわけで,商売心見え見えである。
事前購入の入場券には実券と引換券があって,北海道では夜間割引入場券の実券は入手困難なようなのでJTBで引換券を購入しておいた。これを会場の入場券販売所で実券にばくってもらう。
17時の開門を待つ夜間割引入場の観客。