北海観光節旅行記万博超特急

グローバルコモン

グローバル・コモン3

 

ヨーロッパの各国館が集まるエリア。中でも目立つのが蜂の巣状の外観のスペイン館。これはセロシアというスペインの伝統的工法で,ブロックはセラミックでできており,爪で弾くと陶器独特の軽い音がした。

ほとんどの館で行列ができていたので,ブルガリア館とリビア館のみ見学。

グローバル・コモン5

アフリカゾーン。エジプト館とNEDOパビリオンは行列ができていたのでアフリカ共同館のみ見学。今回アフリカからは30もの国が参加しており,そのうち28カ国はアフリカ共同館に入っている。これまでアフリカの文化に触れる機会などなかったので大変新鮮に感じた。

各国では民芸品の販売も行っており,タンザニアでぺーバーナイフを購入。アンゴラでは本来の用途は何かわからないがパンチ穴を揃えるのに使えそうな棒(750円)を購入。

各国ブースにスタンプがあるので大量に集まった。

グローバル・コモン4

ヨーロッパ各国のゾーン。イギリス,オーストリア,オランダ,スイス,ポーランド,ルーマニア,ロシアは行列ができていたので,それ以外の各館に入館。

このグローバル・コモン4では建物の外装がいまいちデザインされていないものが多かった。コーカサス共同館は怪しい健康食品屋の看板のようだし,「北のオアシス」北欧共同館も,北欧はデザインの先進地域なのだからもう少し何とかならなかったものか。その中でチェコ館(写真右)は凝っていた。

長久手愛知県館の「踊る指南鉄塔」。30分に1度指のような3本の鉄塔がくねくねと動くらしいが,動くところは見れなかった。

グローバル・コモン2

アメリカ大陸のゾーン。

ドミニカ館ではきれいなキーホルダーをたくさん売っていたので1つ購入。国連館,メキシコ館,アルゼンチン館,アンデス共同館,中米共同館を見学。中米共同館のレストランに入ろうとしたところ1人者と見るやさりげなく断られて退散。別に相席でも良いのに。

結局,ファミリーマートで弁当を買ってベンチで食べた。弁当は市中と同じく400〜500円で販売されていた。こんなことなら昨日から全部コンビニ弁当にすればよかった。

愛・地球広場。正面はバイオラングという緑化壁になっている。

グローバル・コモン6

昨日見れなかったパビリオンに入る。

インドネシア館 オーストラリア館 シンガポール館

オーストラリア館は中に入ると真っ暗にされて驚いた。シンガポール館では傘を持たされ,半端でない激しい雨が降ってきた。


ロボット。

20時からの「こいの池イブニング」。見る場所が悪かったのかよくわからなかった。

こうして各国のパビリオンを回ってみて,やはり惹かれたのはアジアとアフリカだった。アメリカ,カナダ,フランス,ドイツ,スイス,イギリス,オーストリア,ロシアなどの人気館への入館は叶わなかったが,それらの国にはあまり興味もわかないので惜しいという気持ちはない。ヨーロッパに惹かれる気持ちはわかるが,アメリカに惹かれるというのは,私にはどうしても理解できないことの一つである。

閉館まで40分を残し,もう一度アフリカ館へ行き,民芸品を買いたいと思う。まず昼間入館できなかったエジプト館でツタンカーメンを見学。その後,昼間お土産にと目をつけておいたガーナのチョコレートを買いに行ったが,売り切れてしまったという。それで少し熱が冷めて冷静に民芸品を見てみると,やはり日本の製品に比べて造りが荒いのだ。財布もよく見ると縫い目がめちゃくちゃで,ブレスレットもひもがひ弱で長持ちしなさそうだ。つっかけもほしいと思ったが,こんなギラギラしたものを履くのは悪趣味に他ならない。木彫りの人形や仮面にはおおいに惹かれたが,何か変なものが取り憑いていたら困るので手が出せなかった。結局20分ほどうろうろしたあげく何も買わずに出てきてしまった。

 

ラスト20分,昼間ほとんど見れなかったグローバル・コモン3に急ぐ。六角格子のスペイン館は内部まで六角形で統一されていた。イタリア館では踊るサテュロスを見学。トルコ館,ボスニア・ヘルツェゴビナ館を見たところで21時3分前に。もうだめだろうと思ってふらふら歩いていたところで,目の前でフランス館の入場打ち切りとなった。あと5秒早ければと思うと大変惜しまれた。

次へ