北海観光節旅行記万博超特急

大江戸温泉

名古屋23:55発→東京4:42着 快速ムーンライトながら

 

青春18きっぷのシーズンならば2300円+指定券で乗れるところだが,今日はシーズン外なので大船までの運賃5250円がまともにかかる。それでも車内はほぼ満席だったが,終始落ち着いた雰囲気だった。青春18きっぷのシーズンとは客層がまるで違った。

2005年6月6日(月)


東京到着。

今日は札幌に最終便で帰ればよいので,東京で半日ほど時間がある。

月曜日は観光施設が壊滅的に休んでいる。結局月曜日に旅行しようと思えば神社と温泉くらいしか行くところがない。奥多摩でも行ってみようと思ったが,奥多摩では温泉すら休業しているので,やめた。

博物館関係を調べると日本科学未来館がかろうじて開館しており,大江戸温泉が朝風呂もやっているというのでお台場に行くことにした。困ったときのお台場さんである。

東京4:55発→新木場5:05着 京葉線 蘇我行普通列車

京葉線の始発電車。

新木場では35分の待ち合わせ。人影はほとんどないが,トラックが激しく往来していた。

新木場5:40発→東京テレポート5:46着 りんかい線

りんかい線の始発電車。札幌・東京フリーきっぷではりんかい線にも乗ることができる。

朝のお台場。お台場は2003年の暮れに訪れて,ひととおり見て回ったことがある。

階段も草ぼうぼうだが,わざとそうしているのだろうか。

遊歩道を通って大江戸温泉へ向かう。鳥のさえずりが気持ちよい。デーデー,ポッポーっと山鳩の声まで聞こえた。札幌や釧路では聞いたことがなかったのに東京で聞けるとは意外だ。

25分ほどで到着。

外観は営業しているのだろうか?と心配になるような感じだったが,いちおう営業していた。迷路のような通路を通って番台へ。

入館料は通常2827円のところ,この時間は朝風呂料金で1567円で入ることができる。帳場の人は風呂の場所,休むところなど親切に教えてくれた。

大江戸温泉は2003年3月にオープンした温泉テーマパークで,旅行雑誌などでも大きく取り上げられていたので期待していたが,ぜんぜんたいしたことがなかった。

東京名所であるからには,風呂も少なくとも第一滝本館や鶴雅のレベルを期待していたが,足元にも及ばず,地方都市によくある健康センターと変わらないレベルだった。温泉が注がれているのは1つの浴槽のみで,これも海岸沿いで無理矢理掘った温泉によくある,海水を沸かしたような塩気のあるお湯だった。

 

館内は和風で統一されており,トイレの小便器も和風だったが,大便器は全部洋式だった。

 

食事どころでまずい朝食をとる。月曜にもかかわらず泊まっている人が結構いた。泊まるといっても安楽椅子を並べた仮眠室しかないのだが,こういうところに泊まる人というのはどういう種類の人なのだろうか。

閉館まであと1時間少しあるので,仮眠室で少し休もう。ところが椅子に少しもたれかかったところで,仮眠室は8時で閉鎖すると放送があった。館内にいても10分おきぐらいに閉館時間の放送があり,まるで追い出されるようにして館をあとにした。

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