北海観光節旅行記それでも僕は東北へ行く

宮古湾温泉

陸前高田8:14発→盛8:43着 大船渡線 盛行き普通列車

今日の行程については,実はずっと迷いがあって決めかねていた。宮古,盛岡で時間を取る行程をまず考えたのだが,宮古,盛岡は2か月前に行ったばかりで,いくら好きな土地だからといって,行きすぎは良くないのではないかというためらいがあった。

それで,釜石から遠野をまわるコースや,宮古を素通りするコースも用意しておいたのだが,初日の出を見て心も晴れ,やはり自分の気持ちに素直に従って,まずは宮古に向かうことにした。

盛8:52発→津軽石10:55着 三陸鉄道南リアス線・山田線 久慈行き普通列車

 

山田線を挟んで三陸鉄道全線を走破する列車で一気に宮古を目指す。車掌が乗務しており,国鉄チャイムによる案内があった。

宮古駅の二つ手前の津軽石で下車。2004年12月にオープンした宮古湾温泉マースで今年の初風呂としよう。

館内では日本酒が振る舞われていたが,飲酒運転には厳しい時代になったので,まったく受け取る人がいない。わたしはお酒に弱いのだが,ここはわたしがいただいておかなければならないのではないかという責任を感じ,一杯授かることにした。樽からひしゃくでなみなみと器についでもらい,日本酒が体全体に染み渡った。

 

番台では「ゆく年くる年大抽選会」が行われていた。1本引かせてもらうと福田こうへいさんの「人生祝い唄」のCDが当たった。これは年明けから幸先がよい。

津軽石川河口。鮭がたくさん遡上していて見物に来ている人達もいた。毎年1月3日に行われる宮古鮭まつりの会場となるのだが,何でも先週の大水の氾濫で捕獲施設が被害を受けて今年は中止になってしまったとのこと。

津軽石12:31発→宮古12:43着 山田線 宮古行き普通列車

貫禄ある有人駅の津軽石駅。

おなじみの宮古に到着。

宮古一中前の参道を通り,横山八幡宮へ参拝に向かう。

長い石段を登ったところに本殿があった。親兄弟の健康のこと,仕事のこと,諸々お願いする。

名門,岩手県立宮古高等学校。

宮古サティ跡のミヤビルは元日から営業しており,市民で賑わっていた。

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