北海観光節旅行記中国四国右回り

水木しげる記念館

2008年12月29日(月)

宿は6時半に発った。三朝橋から三徳山方面を見る。三徳山は世界遺産への登録を目指しているそうで,また夏に訪れてみたいところだ。

三朝温泉6:48発→倉吉駅7:10着 日ノ丸自動車 倉吉駅行き

 

始発のバス。

三朝町役場前。鉄道のない町をバスで通過するのは,独特の趣があるものだ。

倉吉市は幅の広い直線道路が中心部を貫いており,まるで北海道にいるかのように錯覚した。

倉吉7:22発→米子8:24着 山陰本線 快速とっとりライナー

今日も青春18きっぷで普通列車に乗車。まずは約50kmほど西へ戻る。

名峰大山が見えた。

米子駅に到着。駅の雰囲気からして,地下商店街がありそうだったが,地下は駐車場になっていた。

米子8:44発→境港9:25着 境線 境港行き普通列車

 

境線の列車は米子駅の0番ホームから発車する。境港市は水木しげる先生の出身地ということで,境線には鬼太郎列車が走っている。

私は「ゲゲゲの鬼太郎」を昭和40年代後半制作のテレビアニメ第2シリーズの再放送で見た世代であるが,ともかく気持ち悪いので,あまりきちんと見たことはなかった。ただ,水木しげる先生のことは以前テレビで見てすごい人だと知り,今日これから水木しげる記念館を訪れることにしたのである。

  

16ある境線の各駅は全国各地の妖怪の名前が愛称になっている。北海道からはコロポックルが登場していた。

終着駅・境港駅に到着。

まずは観光案内所で「妖怪ガイドブック」を購入し,市内を散策してみることにする。

水木しげるロード

口裂け女 青女房 悪魔くんとメフィスト

境港駅から水木しげる記念館までの約800mは「水木しげるロード」と名付けられ,133種類もの妖怪のブロンズ像が並んでいる。

街灯も目玉おやじ。

今年3月にできた河童の泉。

三平茶屋 鬼太郎ハウス 野々村電機工業
妖怪ショップゲ・ゲ・ゲ 妖怪開運堂 鬼太郎まぐろラーメン
妖怪饅頭本店 妖怪食品研究所 猫舎道楽堂
鬼太郎下駄 妖怪くじ 鬼太郎飴発売元

もともとはありふれた駅前商店街だったのだろうが,どの店もゲゲゲの鬼太郎と関連づけてきれいに改装されており,朝から観光客で賑わっていた。観光客は実際にそれぞれの店に入って買い物をしていたが,こういう雰囲気の商店街はほかで見たことがない。徹底しているのが良いのだろう。

商店街の中ほどにあった妖怪神社。

水木しげる記念館

 

30分ほど見学した。水木先生の言葉としてリーフレットに書かれていた「電燈がお化けを消した」というのは本当だろう。

「のんのんばあとオレ」に出てくる「べとべとさん」。特に印象深い妖怪だ。

 

記念館裏手の妖怪楽園。

次へ