北海観光節旅行記旅はオールデー・オールナイト

身延山久遠寺

旅館から歩いて10分ほどで,下部温泉駅に到着。

列車発車1分前には駅に到着したので,余裕だと思っていたら,ホームに渡る通路の遮断機が,列車進入のため早々に閉まってしまった。列車が到着しても開かないので戸惑っていると,駅員さんに遮断機をくぐってホームに渡るよう促されたが,危うく列車を乗り逃すところだった。

下部温泉8:29発→身延8:40着 身延線 富士行普通列車

ということで,列車発車時の写真は撮れず,この写真は身延駅到着時。

身延駅8:53発→身延山9:05着 山交タウンコーチ 身延山行き

身延山は2006年の年末旅行で身延線に乗ったときから,一度訪ねたいと思っていた。

駅から3kmちょっとと,意外と距離があるのでバスに乗る。身延線の列車から同じだった女性3人も同じバスに乗る。うち2人は下部温泉駅から一緒だったと記憶している。最近,旅で他の人と同じ行程になることはめったにないが,珍しく道連れの人がいることをうれしく思った。

バスは総門をくぐり,門前の住宅街を登っていく。

バスを下車し,お土産屋街を歩いていく。

三門。日本三大山門の一つだという。

荘厳な杉並木。

身延山久遠寺は日蓮宗の総本山である。念仏門の身としては,少々居づらさを感じるが,観光と割り切って参拝したい。

石畳の参道横の道では,高校生や大学生が走り込みをしていた。

今日は大晦日。今朝のNHKローカルニュースでやっていたが,このあと地元の高校生や大学生が1年間の鍛錬の成果を試すのに,石段を駆け上がるという。

 

菩提梯(ぼだいてい)と呼ばれる石段。高低差104m,287段の急な石段である。

振り返ると結構怖い。

9時30分,学生たちがスタートした。

かなり苦しそう。

ゴール。おつかれさま。

 

凍てついた手水舎は水飲み場と化していた。

身延山久遠寺本堂。明治8年に焼失後,昭和60年に至って再建された建物だという。

五重塔は平成20年,133年ぶりに再建された建物だという。

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