江差 | えさし | 有人駅 | |
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檜山郡江差町字陣屋町 | |||
昭和11年11月10日開業 | |||
標高32m | 244人 | ||
単線 | |||
木古内より42.1キロ 上ノ国より6.1キロ |
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みどりの窓口900-1700 | |||
1997.8.6下車 |
上ノ国を発車するといよいよ日本海が見えてくる。線路は北を向き,少し高いところを走って,終点江差に着く。江差の市街はもっと北にあるが,地形の関係だろうか,半端なところで線路が途絶えている。
JR北海道で次ぎに廃止されるとすれば江差線の木古内−江差間だといわれている。
駅舎はコンクリートの味気ない建物。しかし,列車で江差を訪れる観光客は多い。江差は松前藩の時代から栄えた商都で,「江差の五月は江戸にもない」とうたわれた。廻船問屋や寺社など,北海道で随一の歴史的町並みが残る。
また,奥尻島のフェリーが出ており道南フリーきっぷにはフェリーの割引券が付いている。
モデルコース風に紹介します。この通りに巡ると急いでも5時間はかかります。
江差駅から徒歩20分。収蔵品は貴重だが,急な坂を登るのは疲れる。(H9.8入館)
900-1700 月・祝翌休 200円
*追分開館・中村家・郷土資料室の共通観覧券:510円,2日間有効
郷土資料室から徒歩15分。「八方にらみの龍」で知られるが,気軽に拝観できる雰囲気ではなかった。
900-1700 不定休 300円
法華寺から徒歩10分。中村家同様の廻船問屋で,今も続く旧家。ニシンそば(2人前1700円,3人前3000円)を食べられることで知られる。
900-1700 月・祝翌休,11-4月は要予約 300円
横山家から徒歩1分。ニシン漁の守護神。江差姥神大神宮渡御祭は8/9-8/11。北海道では数少ない伝統と賑わいのある祭りである。
姥神大神宮から徒歩5分。明治20年の建築。北海道に残る唯一の旧郡役所。平成10年4月23日に復元工事が完了してオープンした。
900-1700 日・祝翌休(4/1-11/1は無休) 300円
復元工事中 | 近くには土蔵トイレがある |
旧檜山爾志群役所から徒歩3分。ニシン漁全盛時代を今に伝える廻船問屋。明治22年頃の建築で,鰊漁が下火になった大正4年,大橋家から中村家に譲渡。昭和46年に国重文に指定され,49年に町に寄贈。57年に修復が完成し,一般公開している。なお,ここと旧関川家別荘は江差町郷土資料室分館の扱いで,係員が丁寧に説明してくれる。国道に面しているが,入り口は反対側。国道側は,昔は海だったのである。(H9.8入館)
900-1700 月・祝翌休 200円
中村家から徒歩10分。江差中心部のみどころの中では東のはずれに位置する。松前藩一の豪商。市街地から離れ,庭園の中にあって気持ちが良い。お茶を飲める。(H9.8入館)
900-1700 月・祝翌休,5-10無休 100円
旧関川家から徒歩15分。江差追分の実演,4/29-10/31,1100-・1300-・1430-。ただし,6・9月の平日は1100-・1300-のみ。全国大会の優勝後更に経験を積んだ師匠の唄には,涙さえ出てくる。1999.4.1リニューアルオープン。(H9.8入館)
900-1700 月・祝翌休 300円
追分会館の向かい。桧山管内のおいしいお土産が一堂に揃う。中歌町。
1000-1800 無休
江差追分会館から徒歩10分。開陽丸は,幕府がオランダに注文した最新鋭の軍艦だった。函館戦争の際,江差沖で座礁し,今も海底に保存されている。このセンターは1990年に開陽丸を復元したもの。海に停泊しているように見えるが,実は鉄筋コンクリートの建造物。内部は,当時の臨場感たっぷりの演出となっており,入館料に値する内容はあるという。鴎島の入口。
830-1700 700円 月・祝の翌休,4-10月無休
開陽丸からすぐ。中村家や横山家などは年配の観光客が多いが,かもめ島は江差で随一の若者の賑わいがある。島の入口にはこの辺りでは珍しくコンビニがある。散策路・キャンプ場・海水浴場充実。(H9.8訪問)
奇岩・瓶子岩 | 島は遊歩道で巡ることができ,特に日本海に落ちる夕日は素晴らしい。 |
かもめ島から江差駅まで徒歩20分。
▲ | 上ノ国 | −北海道駅前観光案内所− | 終点 | ▼ |
終点,江差です。お疲れ様でした。