富良野線

富良野 ふらの 有人駅
富良野市日の出町
明治33年8月1日開業
標高172m 2270人
2面4線
旭川より52.5キロ
鹿討より2.8キロ
みどりの窓口
645-1900
キヨスク
715-1850
駅前左前方まっすぐ550mローソン
駅前信号右550mセイコーマート
2005.8.14下車

●学田→富良野の車窓

富良野線もいよいよ最後の区間で,左へカーブを切ると,富良野の市街が見えてくる。右手には清水山と北の峰を望む。清水山の頂上にはワインハウスが建ち,北の峰の山腹は富良野スキー場になっている。美瑛から中富良野にかけては十勝岳連峰が目立ったが,ここまでくれば北の峰に連なる夕張の山々の存在感が増してくる。優美な十勝岳連峰に対して,芦別岳は荒々しい。


北の峰(左)と清水山(右)

富良野川を渡ると市街地に入る。線路の両側に道路橋があるが,左手が国道,右手が旧国道である。昭和30年代(正確な日時がわかる方はご教示ください),貨物列車が通過したときに橋が崩れ落ち殉職者が出る事故があり,橋を渡ったところの右手に慰霊碑が建っている。事故が起きる前から危ない橋だと言われており,起こるべくして起こった事故だったという。


手前から旧国道,富良野線,国道

あとはまっすぐ富良野駅に進入する。右から根室本線が寄り添ってくるが,富良野線のほうがまっすぐ駅に向かっているのは,かつての幹線だったことの名残である。
右手には貨物のコンテナがたくさん積んである。ここから全国各地に向けて,富良野で採れた野菜が出荷されている。

●富良野駅

  

ドラマ「北の国から」ロケ地。富良野は今や北海道で最も人気のある観光地の一つで,列車で訪れる観光客も多く駅は賑わいを見せている。1981年石勝線の開通により特急が走らなくなり,一時は寂しくなったが,今では夏はラベンダー,冬はスキーにと札幌・新千歳空港を結ぶリゾート列車が運行され華やかな雰囲気だ。
駅にはキヨスクのほか,立ち食いそば「圭子ちゃんの店」,隣接してお土産屋「ちょっとふらの」が営業している。駅前には観光案内所やレンタサイクル屋,レンタカー屋があって,観光客は何も不自由することがない。
駅前には記念写真用の駅名板があって立ち寄るライダーやチャリダーも多い。
駅前の「ふらのバス待合所」は「ふらのバス」という会社の待合所なので注意が必要だ。旭川空港,新富良野プリンスホテル,麓郷方面などはこのバス停でよい。占冠村営バスは駅左前方の信号を左に曲がったところに発着する。札幌方面の中央バスターミナルは信号をまっすぐ進んで右手にある。また帯広方面のノースライナー号はさらにまっすぐ進んで国道38に出たところにある協会病院前に停まる。
駅には「展望台のある駅は当駅だけです」という跨線橋があり,ったが,十勝岳連峰,芦別岳・夕張岳の展望が素晴らしかったが,2000年1月12日,隣接して自由通路「ポッポブリッジ」が完成し,跨線橋からの眺めは遮られてしまった。ポッポブリッジのほうも,山が見える方角の壁には小さな窓しか設けておらず,せっかくの眺望が台無しになっている。設計した建築家には反省してもらいたい。
富良野駅は当初,下富良野駅として開業している。現在の富良野市は明治36年,当時の富良野村(現在の上富良野町)から下富良野村として分村された。根室本線滝川〜下富良野間の開通により,富良野盆地の拠点として発展したため,大正8年に富良野町に改称。駅名は遅れて昭和17年に富良野に改称した。

 

駅の隣に富良野・美瑛広域観光インフォメーションセンターがあるのでまず立ち寄ってみよう。美瑛〜富良野〜占冠の地図やパンフレットがそろっている。

富良野は駅から歩いて行ける見どころが少なく,バスの便など事前によく調べておくことが必要だ。

富良野の巡り方

○徒歩

歩いて行ける観光地は,北の国から資料館,富良野物産センター,中心標公園くらい。富良野観光は徒歩だけでは少し物足りない。

○レンタサイクル

駅前のお土産屋でかなりの台数を揃えている。車種は婦人用自転車が中心で,ファーム富田へは平坦なので比較的楽に行けるが,麓郷までは20km程度あり坂道なので体力的に厳しい。

○路線バス

麓郷,北の峰,新富良野プリンスホテル方面へは路線バスの便がある。麓郷線は7・8月増便され,観光客の利用しやすい時間帯に走っている。麓郷ではバス停から半径4km以内に見どころがかたまっており,徒歩でも移動可能。じっくりと麓郷を観光したい場合にはおすすめ。

○ミニ観光バス

6月〜8月の期間,ふらのバスでチーズ工房,ワイン工場,ブドウ果汁工場,ファーム富田を巡るバスを運行。路線バス同様に乗り降り自由である。7月中・下旬には渋滞に巻き込まれて遅延が発生することと,車内がぎゅうぎゅう詰めになることがあるので注意。

○ツインクルバス富良野号

JR北海道では夏〜秋の観光シーズン,麓郷,チーズ工房,ニングルテラスを巡るツインクルバスを運行。JR利用者専用で事前に予約が必要。料金1000円。効率よく市内の主な観光スポットを巡ることができる。このほか富良野バスでも定期観光バスを運行している。

○レンタカー

富良野駅で駅レンタカーを取り扱っている。

●見どころ

□北の国から資料館

駅右手,徒歩3分。農業倉庫を利用して,1995年から開設。年々規模を増して,1997年からは倉本聡監修となり,2003年から通年開館となった。ドラマを見た人は必見。五郎の車から,衣装,台本など展示してあり,観光客も他の博物館のように素通りするのではなく,立ち止まってじっくり見ている人が多い。ややマニアックな展示品もある。(2002.8入館)

830-1800,無休 500円

□富良野物産センター

徒歩5分。ここはおすすめ。場所を説明するのが難しいが駅に着いたら地図で確認してほしい。富良野市の物産を販売しており,お土産に最適。ただ,ラベンダー関係のお土産は上富良野や中富良野のおみやげ屋で買ったほうがよい。美瑛から占冠までの観光パンフレットが網羅的にそろっている。北海道のへそ通過証明書を発行している。(H11.8訪問)

900-1800(7-8は-1900) 無休

□中心標公園

徒歩10分。国道38号と国道237号の交差点近くの富良野小学校の校庭にある。富良野市街地の代表的観光地。富小の児童は立ち入り禁止だとか。見学はお静かに。「北海道中央経緯度観測標」は大正3年に京都帝大理学部教授,新城新蔵博士ら一行が,地球の重力測定,天体観測,経緯度などの測定のために機械を備え付けた場所。


以上が徒歩圏内の主な見どころ。その他は北海道観光地リストの富良野市のページを参照してください。

学田 北海道駅前観光案内所 終点

終点,富良野です。おつかれさまでした。
滝川・新得方面にお乗換えの方は根室本線その1にお進みください。