ちほく高原鉄道ふるさと銀河線

(廃止)穂波 ほなみ 無人駅
常呂郡訓子府町字穂波
昭和34年11月1日開業
標高129m  30人
単線
池田より125.3キロ
訓子府より1.8キロ
2002.3.17下車

●訓子府→穂波の車窓

訓子府からは北見の都市近郊路線として車内はにわかに賑やかになる。立つ人が出ることも多い。北見へはバスも銀河線と同程度の本数運行されているが,バスは運賃が高いため利用者はそれほど多くない。
訓子府駅を発車するとまもなく右手に訓子府温泉が見える。だんだんと田園風景になってくるが,市街がまだ途切れきらないうちに穂波駅に着く。

●穂波駅

普通の無人駅だが,屋根が赤く塗られた待合室がかわいらしい。「ほなみ乗降場」のマークも珍しい。待合室からホームに出るには小さな穴をくぐらなければならない。無理をせずに道路側からまわったほうが良いだろう。
名前の通り周辺では水田も見られるが,この辺で植えられているのはもち米である。北見や名寄など稲作の北限地帯ではうるち米では競争に勝てないため,もち米への転換が進んでいる。

●見どころ

□訓子府温泉保養センター

徒歩10分。駅前の道道を訓子府方面へ,看板左折。訓子府駅から歩くよりも少し近い。物販施設などない簡素な日帰り入浴施設だが,施設は新しくて快適。源泉かけ流し。単純なお湯だが良く温まり,体が軽くなる。飲泉口あり。地元の人が銭湯感覚で利用しており,館内,浴室に演歌が流れているのも味がある。

日帰入浴1200-2200 月休 320円

訓子府 北海道駅前観光案内所 日ノ出