長万部 | おしゃまんべ | 有人駅 | |
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山越郡長万部町字長万部 | |||
明治36年11月3日開業 | |||
標高5m | 1014人 | ||
2面4線 | |||
函館より112.3キロ 中ノ沢より4.6キロ |
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みどりの窓口 730-2130 |
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キヨスク730-1930 | |||
左1分ローソン | |||
2001.8.25下車 |
海から200〜300ところをまっすぐ北東に向かって走る。まわりに人家は少ないが,国道沿いには大型ドライブインが続く。このあたりは道内有数のドライブイン街として知られている。団体観光客を中心に利用されているようだ。毛ガニがメインの売り物だが,地場産は少ない。
やがて左手の丘に東京理科大の長万部キャンパスが見えてくれば,まもなく長万部駅に到着する。
長万部はある年代以上の人には由利徹のギャグで知られているが,そうでなくても印象的な地名で,長万部に列車が停車したときに北海道に来たことを感じる旅人も多いことだろう。長万部は函館本線と室蘭本線の分岐駅であるほか,今金,瀬棚方面からの利用者もあり,駅の規模は大きい。
駅の利用者のほとんどは特急に乗る人たちで,普通列車の利用者は少ない。函館本線,室蘭本線相互の普通列車の接続はきわめて悪く,JRが意地悪をしているのではないかと感じることさえある。それでも,札幌〜小樽〜長万部〜東室蘭〜札幌と普通列車で一周するコースは人気があり,休日には「一日散歩きっぷ」を持った乗客で駅が活気づく。
長万部は駅弁のかにめしが有名で,跨線橋で立ち売りしているほか,駅前左手のかなやに行けば作りたてを買うことができる。
徒歩10分。駅前左に300m進み,人道橋で駅裏に出る。昭和58年開館。丸木夫妻の絵など,反戦と平和を願う作品を展示。
平和記念館の近く。北海道唯一の水墨画家の作品展示。
平和記念館の隣。
鉄道職員OBから寄贈された鉄道グッズを展示。2000.11オープン。
*以上4館 900-1700 月・火・祝翌休 無料
徒歩15分。平和記念館前の道を右手(北側)に500m。安政3年(1856)に南部藩室蘭陣屋のヲシャマンベ分屯所として設置。土塁が残る。
徒歩1時間。ここから見る内浦湾は歩いていくだけの価値があるという。
▽とみのの森
木製チップを敷き詰めた1.2kmの散策路あり。
▽キャンプ場
駅前左に300m進み,人道橋で駅裏に出るとすぐ温泉街。昭和30年,天然ガスの掘削中に湧出した温泉。10軒ほどの旅館が並ぶちょっとした温泉街である。以下のホテルはどれも部屋数10数室の小さな温泉旅館。市街地に近いゆえビジネス利用も多い。下記の温泉旅館で日帰入浴可。基本的にどの旅館も源泉を非循環でそのまま使用している。
▽ホテル四国屋
▽丸金旅館
強食塩泉の本物の温泉。
▽ホテルあづま
▽長万部温泉ホテル
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