二股 | ふたまた | 無人駅 | |
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山越郡長万部町字双葉 | |||
明治36年11月3日開業 | |||
標高28m | 46人 | ||
単線 | |||
函館より120.9キロ 長万部より8.6キロ |
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2000.10.9乗車 |
函館から函館本線で北上してきて,長万部でそのまままっすぐ進むと室蘭本線に入ってしまう。実際,特急列車は長万部から室蘭本線に入る。函館本線は室蘭本線から分岐する形でぐいと向きを変えて山に向かっていく。この先小樽までは山線と呼ばれ,函館本線は普通列車しか走らないローカル線と化す。
函館から普通列車に乗ってきたとしても,特急に乗ってきたとしても長万部で乗り換えとなる。それまでの頑丈な線路と違って,単線の弱々しい線路を列車がガタンゴトンと走り出し,周囲が山に囲まれてくると,いやがうえにも旅情がかきたてられる。本州から大きなリュックを背負って列車で北上してきた人たちは,初めて見る北海道の風景一つ一つに感動し,二股駅の小さな駅舎を見て驚く。
貨車駅で内部はきれい。もとは大きな駅だったのだろうが,交換設備もはずされてがらんとしている。駅前は集落。地名は双葉で駅の隣に立派な双葉振興会館がある。郵便局名は「胆振二股郵便局」。
特になし。西8kmの二股温泉まで徒歩で訪れる人もまれにいるが,経営者が変わって秘湯の雰囲気はなくなっている。
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