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海峡線

[中小国→木古内]

海峡線[中小国→木古内]の概要

津軽海峡線は青森〜蟹田〜木古内〜函館間を総称した線名で,海峡線は青函トンネルを含むその核心部分です。本州と北海道を結ぶのが使命なので,列車で通過してしまいがちですが,吉岡海底駅や竜飛海底駅は日本人ならば一度は訪れてみたいところです。そして蟹田や津軽二股からバスや津軽線の列車を利用して,津軽半島の一日小旅行を楽しむことができるのも海峡線の魅力です。


●歴史

昭和21年運輸省内に非公式の津軽海峡調査委員会が設置され,同24年竜飛岬〜白神岬間のルートが決定。昭和29年洞爺丸海難の大惨事が起こったことから,政府は本格的にトンネル建設へと動き出した。昭和46年工事線となり着工。異常出水などがあり工事は難航したが,昭和55年に作業坑,先進導坑が,同61年3月には本坑も貫通した。工事には6900億円が投じられた。海峡線は新幹線規格で建設されたが,トンネル建設中に交通事情が変化して暫定的に在来線を通すことになり,本州側の津軽線,北海道側の江差線を改良のうえ接続し,昭和63年3月に開業した。同時に明治42年以来の歴史を持つ青函連絡線が廃止。同年青函博覧会が開催された。
1991年3月,特急はつかりが在来線最高の140km/h運転を開始。1997年4月,竜飛海底駅からケーブルカーで地上へ登れる見学コースを新設。1998年3月,快速海峡がドラえもん海底列車として運転開始。
2002年12月東北新幹線八戸延伸に合わせて急行はまなすを除く全列車が特急化され,快速海峡は廃止された。

●車窓

蟹田でJR東日本からJR北海道の乗務員に交代。境界駅の中小国駅はあっさり通過,新中小国信号場から津軽線と別れて,海峡線の線路に入る。海峡線は新幹線規格で,もちろん踏み切りなどない。青函トンネルに入るまでに,7つのトンネルを抜ける。左手に列車を歓迎する噴水を見れば,いよいよ青函トンネル突入。40分間の暗闇の旅路はけっして楽しい車窓とはいえないが,途中二つの海底駅がいくらか楽しみを与えてくれる。ようやくトンネルを抜け出すと知内駅通過,さらに7つのトンネルを経て,木古内に到着する。

●運行系統

海峡線単独の列車はなく,すべて青森・五稜郭以遠の発着となっている。昼行特急は基本的に八戸−函館間の運転で,スーパー白鳥が4往復,白鳥が5往復,うち下りの白鳥1本が青森始発である。海峡線内の津軽今別,知内は通過する列車が多い。また,竜飛海底,吉岡海底は停車しても,「海底駅見学整理券」をあらかじめ購入しておかなければ下車できない。札幌方面とは五稜郭で接続になる場合と函館で接続になる場合がある。
いっぽう寝台列車は上野−札幌間の北斗星,カシオペア,大阪−札幌間のトワイライトエクスプレス,大阪−函館間の日本海,青森−札幌の急行はまなすが通過するが,海峡線内の駅には停車しない(日本海は木古内停車)。
なお,2002年12月から海峡線を通過する普通列車がなくなったため,蟹田〜木古内間の相互駅間に限り特急券なしで特急に乗車できる特例が新設された。蟹田及び木古内で列車を乗り換えなければならないが,青春18きっぷで海峡を渡ることは現在も可能である。

●利用状況

海峡線の利用客は年々減少傾向にある。しかしその中でも台湾,韓国,中国などからの観光客の利用が目立ってきている。また修学旅行などの団体が入ることもあり,空いているときと混んでいるときの差が大きい。運が悪ければ青森から函館まで立たされることもある。自由席は2両のみなので,できるだけ指定席を購入しておいたほうが安心だろう。客層は一般の観光客が中心である。

●車両

スーパー白鳥は789系電車で基本5両編成,繁忙期8両編成。この車両は前面展望が可能である。白鳥は485系電車で基本6両編成,繁忙期8両編成。急行はまなすは14系客車で,自由席は簡易リクライニングシート,指定席には背もたれを大きく後ろに倒すことのできるドリームカーと横になって寝ることのできるカーペットカーが充当されている。
2003年7月には781系特急電車を使用したドラえもん列車が登場し,派手な塗装が注目を集めている。


789系

485系

それでは,海峡線各駅停車の旅をお楽しみください

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