(廃止)旭浜 | あさひはま | 無人駅 | |
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山越郡長万部町字旭浜 | |||
昭和62年3月31日開業 | |||
標高 m | 2人 | ||
複線 | |||
長万部より5.3キロ | |||
2000.11.4下車 |
長万部から函館本線は左に分かれ,山へ入って行く。むしろ室蘭本線のほうが,函館からの線路をそのまま北へのばした形で噴火湾沿いを走ってゆく。続いて国道5号も線路を越えて山へ向かい,室蘭本線は胆振国道37号とともに海岸へと出る。室蘭本線らしく,2本の線路が一直線にどこまでも延びる。国道は長万部の南側の賑やかなドライブイン街とは対照的に,何の建物も建っていない。
この駅は室蘭本線という幹線にあるからあまり感じないが,寂しさでは道内でもトップクラスである。私はワンマン列車から降り,次ぎに来る列車を待とうとしていたが,列車はなかなか出発せず,運転手さんに「ほんとにここで降りるの〜」と叫ばれてしまった。今まで下車した中で,降りるのをとがめられたのは,旭浜を含めて3駅だけだ。
国道側にあるつぶれかけた小屋がかつて待合室だったのかもしれないが,現在待合室はなく,ホームに時刻の掲示があるだけ。待合室(ホーム庇を含めて)がない駅というのも,ここの他に1つか2つしかないと思う。
旭浜はもともと昭和18年に信号場として設置され,昭和44年に仮乗降場となった。仮乗降場起源ながらホームは1両分の土盛ホームがある。駅周辺は非集落で,人が住んでいるかどうかわからない廃ドライブインがあるのみ。
利用者が少ないことにより,2006年3月17日限りで廃止された。
特になし
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