室蘭本線

東室蘭	ひがしむろらん	有人駅
		室蘭市東町2丁目
		明治25年8月1日開業
		標高4ｍ	6158人
		2面4線
		長万部より77.2キロ 輪西より2.3キロ
		みどりの窓口400-2400 自動改札あり
		キヨスクあり 東口駅前sellers 東口駅前2分セブンイレブン
		2000.11.4下車

●輪西→東室蘭の車窓

左手に高架化された国道36号・室蘭新道が沿い，薄暗い中を行く。室蘭新道が線路を越えて右に離れてゆくと，左手にはJR貨物の輪西車両所が過ぎてゆき，その向こうに広がる新日本製鉄室蘭製作所の広大な工場群を見て東室蘭に着く。

●東室蘭駅

東室蘭というと室蘭市のはずれにあるような印象を受けるが，現在では駅周辺が室蘭の中心市街地になっている。駅名は当初「室蘭駅」として開業，明治30年に現在の室蘭駅ができたため輪西に改称，さらに昭和3年には東輪西と改称，昭和5年に東室蘭に落ち着いた。たしかに本家の屋号が次々に他の駅に奪われていったという感じがするが，昭和30年代以降，土地区画整理事業により周辺が市街化した。東口からまっすぐ700mのところには胆振の名門校・室蘭栄高校がある。
古くから貨物が室蘭港方面と函館方面の二手に分かれる要衝で，広い構内と複雑な配線を有している。
駅舎は昭和45年に建てられた橋上駅で味気ない。西口前にある抽象的な彫刻が味気なさをさらに増している。駅の中には喫茶れいる亭，立食いそばがある。

●見どころ

□イタンキ浜

駅の南1.5kmにある海岸。日本の渚百選。全国有数の鳴き砂の浜。全長2ｋｍ。最近汚染で鳴りが悪くなっている。

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