室蘭本線

栗丘 くりおか 無人駅
岩見沢市栗沢町栗丘
昭和21年4月1日開業
標高23m  18人
単線駅
長万部より195.7キロ
栗山より4.2キロ
2000.12.2下車

●栗山→栗丘の車窓

野幌−夕張本町間の夕張鉄道は栗山駅で室蘭本線と交差していたが,昭和50年10月廃止。今では面影を見つけるのも難しい。
室蘭本線は本来栗丘まで複線だったが,1990年4月23日,下り線の栗山トンネルが崩壊し,旧上り線を使った単線になった。明治23年に始まったこの栗山トンネルの開削は難工事で,土工部屋,人夫小屋などが置かれて小市街が形成されたのが,栗山の始まりだったという。

●栗丘駅

昭和18年に信号場として設置され,昭和21年に駅となったのは古山駅と同じ。この区間随一の利用者の少ない駅で,駅前には小集落があるのみ。しかし,栗山側同様,トンネル建設のための人夫が住み,沿線ではいち早く市街化されたところである。
2番ホームにもJR北海道仕様の新しい駅名標が立っているが,栗山トンネル崩壊に伴い,交換設備も廃止となった。跨線橋は閉鎖されている。

●見どころ

特になし

 
栗山 北海道駅前観光案内所 栗沢