根室本線

根室 ねむろ 有人駅
根室市光和町
大正10年8月5日開業
標高32m 540人
終着駅(1線)
滝川より443.8キロ
東根室より1.5キロ
みどりの窓口
530-2110
キヨスク740-1830
駅前3分コンビニタイエー
2001.9.1下車

●東根室→根室の車窓

市街地の中,ぐるりと180度向きを変え西に向かうかたちで根室に到着する。

●根室駅

長い長い根室本線の終着駅。ホームは1本だが側線は何本かあり,JRのコンテナが集積している。ただ鉄道による輸送は昭和59年に廃止されている。駅は昭和34年築で,駅前にカニ屋が並ぶ風景は昔とそんなに変わっていないようだが,駅隣に立派なインフォメーションセンターが建てられた。稚内駅もそうだが,鉄道旅行者以外にライダーやチャリダーも多く訪れ,電話ボックスのタウンページは旅人に役立ちそうなページがことごとく破られている。
2001年夏には,夜行の特急まりもが根室まで延長運転され,観光客で賑わった。

●見どころ

□観光インフォメーションセンター

JR根室駅前。駅に着いたらまずここに行くと良い。バスターミナルも兼ねている。(2000.8訪問)

900-1700(11-2は-1600) 月・祝翌休

□駅前かに市場

カニ屋さんが軒を連ねる。

□ラクスマン「歴史の然」

市役所となり,ときわ公園内の記念碑。ベンチとごみ箱があり弁当を食べるのにも良い。(2000.8訪問)

□清隆寺境内

国道に出て左手に進み,北斗小学校のある交差点で右折する。徒歩10分。チシマザクラ300本。日本最後の花見。

□明治公園

国道に出て右方向に直進,突き当たり。駅から1.5km。M8北海道で2番目の国立牧場跡。昭和初期に建てられた3棟のサイロがシンボル。

□納沙布(のさっぷ)岬

根室交通のバスが1日9往復,片道1040円。言うまでもなく,本土最東端の岬である。聞いた話によると,近年になってずいぶん俗化されたという。(S63.8訪問)

▽望郷の家・北方領土館(S63.8入館)

水晶島まではわずか7kmで,望遠鏡からは手に取るように見える。

▽四島のかけ橋

抽象的ながら,意味するものが伝わってくる名作のモニュメント。(S62.8見物)

▽観光物産センター

□北海道立北方四島交流センター・ニホロ

国道44沿い穂香。2000年オープンの新しい施設で,ニ・ホ・ロとは日本(ニ)とロシア(ロ)をつなぐ北海道(ホ)の交流拠点施設の意味。立派な建物で,北方領土関係の展示が充実している。展望室からは国後島や知床半島を望む。
2000年は根室駅−ニホロ間に無料バスが運行された。(5-10の土日祝運行,駅前ターミナル1330発−ニホロ1530発の1往復)

900-2100(展示室は-1700) 月休(5-10は無休) 無料

*根室半島一周観光遊覧バス

2001年度の実施状況は以下のとおり

根室市観光協会と根室交通により7/1-9/30の毎日運行

また2000年度の情報によれば,予約は不要で,(A)→(B)の乗り継ぎ可,料金2200円に割り引き

(A)のさっぷ岬コース 830発1055着 根室駅前―車石―納沙布岬―北方原生花園―金刀比羅神社―根室駅前 1800円
(B)風蓮湖コース 1055発1325着 根室駅前―白鳥台―ネイチャーセンター―ニ・ホ・ロ―根室駅前 1000円

 

東根室 北海道駅前観光案内所 終点

終点,根室です。お疲れ様でした。