留萌本線

北一已 きたいちやん 無人駅
深川市一已町字一已
昭和30年7月20日開業
標高51m 6人
単線
深川より3.8キロ
2002.3.24下車

●深川→北一已の車窓

深川からは札幌のほうに向かって出発するが,まもなく90度向きを変えて北西に進む。函館本線の特急から乗り換えると,留萌本線は田園の中をガタンゴトンとのんびり走り,いかにもローカル線という感じがする。田んぼの中を殖民区画に沿って走るとまもなく北一已到着。

●北一已駅

昭和30年開業の元交換駅で,駅舎は開業当初からの建物を使用している。待合室の内部もまるで時間が止まっているようで,30年以上前のものと思われる鉄道地図や,広告には電話自動化以前の電話番号も見える。まわりには農家が数軒見えるだけで,見渡す限り田んぼが広がり,かえるの鳴き声のみが聞こえる。くもの巣の張り具合から見ると,待合室の利用者はほとんどおらず,しばしここに佇めば疲れた心も癒されると思う。大動脈の函館本線から1駅離れただけで,こんなのどかな駅があるとは素晴らしい。
実際に訪れる人は少ない北一已駅だが,難読駅名として全国に知られている。「已」は古典文法の已然形の已で「己」でも「巳」でもない。読み方が1997年4月1日に「きたいちゃん」から「きたいちやん」に改められた。しかし地元では「いちやん」でも「いちゃん」でもなく「いっちゃん」と読んでいる。またもともとここは一已村だったが,昭和38年,納内村,音江村とともに深川町と合併し,同時に深川町は深川市になっている。


開放感抜群の駅前風景

●見どころ

□桜山遊園地

駅の北2km。桜あり風光明媚。施設の老朽化のため2000年10月15日で閉園。遊具は2000年内に撤去され,パークゴルフ場になる予定。また,10系客車を連結したD51やC58が保存され,SLホテルとして営業していたこともあった。(S57?訪問)

深川 北海道駅前観光案内所 秩父別