石北本線

南永山 みなみながやま 無人駅
旭川市永山10条3丁目
昭和61年11月1日開業
標高 m 478人
単線駅
新旭川より2.5キロ
2000.9.2下車

●新旭川→南永山の車窓

旭川を出てから新旭川までは複線だったが,新旭川から宗谷本線と別れて,いよいよ石北本線に入る。列車はぐるりと90度向きを変えて東へ向かう。右手には日本製紙の工場,左手には永山の住宅地が見える。永山は屯田兵により開拓されたところできれいな直交区画になっているが,線路はその区画を斜めに突っ切り,南永山駅もやや雑然としたところにあるという印象を受ける。

●南永山駅

昭和61年,臨時乗降場として開業し,JR発足時に駅に昇格した。この駅はもっぱら旭川凌雲高校の通学生のための駅であり,待合室は広く,駅前にはラーメン屋があっていかにもという感じである。通常このような駅では列車の一番前のドアしか開かないが,通学列車は混雑するので全部のドアが開く。高校生は旭川行きの列車を「マチ行き」と呼んでいた。
列車は本数は少ないものの,特に冬期はバスに比べると所要時間が短いので,学校の近くに駅があるのは恵まれているといえる。そうしたことや付近が旭川のベットタウンになっていることもあり,凌雲高校のレベルは年々上がっている。校風も大変良く,私も訪問したことがあるが,校舎のきれいさには驚いた。待合室で公然とタバコを飲んでいるのはお情けだろう。

●見どころ

□ウェスタンパワーズ

駅の西(駅を出て右手)500m。食品屋,肉屋,電器屋,本屋,ホーマック,ファミリーレストランなど,郊外型ショッピングセンターが集積している旭川随一のエリア。車で訪れて大量に買い物をする人達向けの店だけに,列車で訪れてもあまりメリットはないが,1996年8月には旭川ラーメン村がエリア内にオープンした。ラーメン屋8軒が入っている。

新旭川 北海道駅前観光案内所 東旭川