東追分 | ひがしおいわけ | 無人駅 | |
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勇払郡安平町追分向洋 | |||
昭和40年3月1日開業 | |||
標高63m | 人 | ||
2線(対向式) | |||
南千歳より21.6キロ 追分より4.0キロ |
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1998.6.7下車 |
出発信号機がずらりと並ぶ追分駅の構内を抜け,追分市街を過ぎたところで室蘭本線と別れる。石勝線は再び針路を東へとるが,ここからは旧夕張線の線路を走る。まもなく左に道東自動車道(北海道横断自動車道)の追分町インターチェンジが見え,高速道路の下を通過する。道東自動車道は千歳恵庭ジャンクション−夕張インターチェンジ間が1999年10月に開通した。この後も石勝線とほとんど同じルートを通って道東へと向かうが,今のところ鉄道のライバルとはなりえていない。
牧場の中をまっすぐ進み,スノーシェルターを通り抜けて東追分駅到着だ。
この駅はなかなかすごい。変な駅に降りようとすると,運転手や車掌さんにとがめられることがある。道内でもそういう駅がいくつかあるが,東追分もその1つである。ワンマン列車で下車しようとしたところ運転手はドアを開けてくれなかった。「ここで降りても列車来ないよ!」。この後すぐ来る折り返しの列車に乗るのだと事情を説明し,ようやく降ろしてもらった。
周りには遠いところに農家が数軒見えるだけで,広大な牧草地が広がっており,跨線橋に上がると雄大な景色を見渡すことができる。跨線橋の出入り口が待合スペースを兼ねている。昭和40年という中途半端な時期に駅として設置され,夕張線時代には単線だった。こんな何もない駅にぶらりと降りてみるのも一興だろう。
徒歩30分。レストラン,牧場体験,収穫体験,手造り体験工房などがあり,体験型観光牧場として人気を呼んでいる。
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