摩周 | ましゅう | 有人駅 | |
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川上郡弟子屈町朝日1丁目 | |||
昭和4年8月15日開業 | |||
標高101m | 354人 | ||
2面3線 | |||
網走より95.7キロ 美留和より8.7キロ |
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みどりの窓口520-2130 | |||
2002.2.10下車 |
両側を林に囲われ,何も見えない。この区間は釧網本線で最も鹿の多い区間で,運転席の付近に立っていれば,かなり高い確率で鹿に遭うことができる。列車はしきりにかん高い鹿笛を鳴らしながら進むが,鹿はなかなか逃げない。
摩周の手前で右に市街地を見下ろす。これが弟子屈市街である。
1990年11月20日に弟子屈から摩周に改称した。駅舎も同年リニューアル。駅前から摩周第一展望台行きのバスが出ているものの,観光地の雰囲気は薄く,あくまでも市街地の駅である。それでも待合室には観光案内所があり,年中係員が常駐している。弟子屈は道もわかりずらいし,阿寒湖,摩周湖方面のバス時刻もわかりずらいので,案内所の人に尋ねてみるのもよいだろう。
弟子屈の市街はいたるところで温泉が沸いているが,駅にも飲泉所とあし湯がある。
弟子屈市街はどういうわけか,北海道らしい整然とした街路ではなく,本州的な曲がりくねった道で,大変迷いやすい。
駅から徒歩25分。道内屈指の小さな道の駅で,この駅自体にわざわざ歩いて行く価値はない。ベテラン職員が観光案内に応じている。
900-1700 無休
駅から徒歩25分。名古屋の西洋骨董輸入業者による私設博物館。ビクトリア時代の家具・調度の展示館がなぜ弟子屈に?と思ったが,風土が似ているのだという。高級フランス料理レストラン隣接。国道241沿い,道の駅摩周温泉そば。
900-1800(11-3は-1600) 水休(11-3のみ) 500円
駅から徒歩20分。旧釧路川の自然を生かした公園。ハクチョウが飛来し,摩周温泉に泊まった際にはぜひ。
▽なんだろう橋
対岸の湯の島公園と結ぶ日本一スパンの長いアーチ木橋。
市街地南の鐺別温泉と弟子屈町市街地の弟子屈温泉を合わせて摩周温泉と改称された。弟子屈温泉は道東最古の温泉で,ひなびた温泉街が残っている。
▽ホテルニュー子宝
子宝に恵まれることで有名。無色無味無臭の湯をかけ流しで使用。露天風呂あり,男(1500-2300),女(000-1000)。(2002.2入浴)
日帰入浴1500-2200 無休 500円
▽ホテル丸米
▽ホテル摩周
▽摩周国際ホテル・国民宿舎光風苑
上記ホテルで日帰入浴可。
▽弟子屈温泉浴場
日帰入浴900-2100 200円
▽共同浴場 泉の湯
日帰入浴930-2130 火休 150円
摩周駅から摩周第一展望台までバス運行。他に阿寒湖畔〜美幌駅・女満別空港を結ぶ「阿寒パノラマコース」で摩周温泉から摩周第一展望台,第3展望台を経由して川湯駅通に達することができる。
「霧の摩周湖」はあまりにも有名で,全国的にも屈指の人気を誇る湖。どんな天変地異が起ころうとも常に青色の清水をたたえている。中島「カムイッシュ」とは「神様のような老婆」の意で息子が戦死した老婆の涙が,摩周湖をどんなに晴れた日でも雨に煙らせるのだという。
▽摩周第1展望台
摩周湖の代表的眺め。(H10.8探訪)
▽摩周第3展望台
第1展望台に比べるとかなりワイルド。川湯側の景色も良い。(H10.8探訪)
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