釧網本線

釧路 くしろ 有人駅
釧路市北大通14丁目
大正6年12月1日開業
標高2m 5908人
交換駅(5線)
網走より169.1キロ
東釧路より2.9キロ
みどりの窓口
440-2300営業
自動改札導入
キヨスクあり
駅左向かいローソン
2002.2.11下車

●新富士→釧路の車窓

釧網本線の列車は東釧路で根室本線と合流して,釧路が終着だ。車窓左手は緑ケ丘とか貝塚と名のつく丘陵で,都会らしい住宅街が見える。旧釧路川を渡るとまもなく釧路到着だ。

●釧路駅

釧路駅のビルは昭和36年の築で,全国で30番目,道内3番目という典型的な民衆駅だ。民衆駅はステーションデパートや地下改札があるのが特徴で,時間が止まったような懐かしい雰囲気を残している。旭川駅の移転工事が進む中,釧路駅は道内で最後に残る民衆駅になるが,この釧路駅も高架化が検討されている。
釧路湿原を走るノロッコ号は四季を通しての観光列車として定着しており,駅の中は団体客で賑わう。釧路駅の駅員は概して親切だが,特急列車の発着時には窓口が非常に込み合うことがあるので気をつけよう。
駅前右手にローソンができて便利になったが,駅の中にも弁当屋があるので食料の調達には不自由しない。釧網本線や花咲線方面に向かうなら,釧路で食料を買い込んでおこう。なお,駅隣の長崎屋は2002年2月に閉店した。キヨスクでは「ねこのたまご」という釧路銘菓を販売している。冷凍で発泡スチロールに入っており,特急で札幌に向かえば,ちょうど家に着く頃に食べごろとなる。
路線バスは駅前バス乗り場から発着するが,観光客にはややわかりにくいので運転手さんに確認してみよう。

●見どころ

□和商市場

北海道3大市場。釧路駅を出て斜め右,すぐ。
800-1800 日休

□幣舞橋

駅の左前方に徒歩15分。北海道三大名橋の一つ。昭和51年完成の5代目の現橋は四季の像で全国に知られている。(H11.1通過)

▽ぬさまい公園

幣舞橋を見下ろす撮影スポット。アプローチは出世坂と呼ばれる。

□フィッシャーマンズワーフ

徒歩10分,ぬさまい橋の手前。MOOとEGG。奇怪な建物で全国から注目を浴びているウォーターフロント。

1000-1900(7-9は930-1930) 無料

▽MOO
「FMムー」と略される。お土産屋があり都市間バスが発着する。高速観光遊覧船「シーグレース号」もMOO観光船ターミナルから発着。(2000.8訪問)

▽EGG
「マリン・アワー・オアシス」。幣舞橋のすぐそば。前面ガラス張りの丸い建物で,中に樹木が生い茂っている。(2000.8入館)

▽岸壁炉ばた
厚岸のカキなど新鮮な海の幸を市民や観光客が味わう。6-9営業。

□道立釧路芸術館

徒歩15分。フィッシャーマンズワーフの西側。道立の美術館で,常設展はなく企画展のみ。私はなんだかんだいって3回見に行っている。(2000.8入館)
1000-1700 月休

□釧路市生涯学習センター(まなぼっと)

徒歩15分。ぬさまい橋の正面の道を上ったところにある。最上階が展望室になっている。

□米町周辺

ぬさまい橋を渡って右手に入る。石川啄木関係の史跡が多く残る。港文館なら駅から歩いて15分程度だが,米町ふるさと館などはバスを利用するのが賢明だろう。
詳しくは当サイト釧路市のページを。

□春採湖周辺

駅から3kmほどだが,バスの便も充実しているのでバスを利用したほうが賢明だろう。釧路市立博物館などがある。
詳しくは当サイト釧路市のページを。


釧網本線の旅はここで終わりです。お疲れ様でした。
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