北広島ふるさと盆踊り'06
訪問日:2006年8月5日(土)
場所:北広島市北広島駅前
市制施行10周年記念,第28回北広島ふるさと祭りの一環として開催された盆踊り。JR千歳線北広島駅の駅前には出店が並び,多くの市民で賑わっていた。一方,盆踊りは道路を挟んだ花ホール正面のあまり広くはない広場で行われ,6万人都市を代表する盆踊りとしてはやや盛り上がりに欠けていた。
盆踊りは18時から20時30分までとのことで,会場には18時55分頃に到着したが,既に子ども盆踊りは終了していた。
19時10分〜 仮装盆踊り
19時10分から仮装盆踊りが始まった。優勝10万円,準優勝5万円の賞金がかかる。太鼓は北広島ふるさと太鼓保存会が担当しているが,あまりうまくない。櫓のまわりには2重の輪ができ,外側の輪を仮装の参加者が,内側の輪を広島音頭保存会の奥様方と一般の参加者が回っている。仮装は日本の伝統的衣装を意識したものが中心で,中国系の仮装もあったが,アラビヤ系や西洋系の仮装は皆無だった。
冒頭,司会者から疲れたら途中で休んでもよいという案内があった。盆踊りとは本来,故人の霊とともに朝まで踊り明かすもの。盆踊りに「疲れた」はないのではなかろうか。結局1時間も踊らず8時過ぎで盆踊りが終わってしまった。
北海盆唄は囃子言葉の「ヤーレット」が省略され,終わりが「ドッコイジャンジャンコーラヤ」となっている全国普及版のテープが使用されている。唄は4番まであったかと思うが,録音していた歌詞は次のとおりである。曲の終わりと始めの部分は無理矢理つなげた感じで,擬似的なエンドレス演奏になっている。
波の花散る 津軽の海を 越えて蝦夷地へ いつ来たか
来たは十七 蕾の頃に 今は二十一 花盛り
惚れているのに まだ気がつかぬ 色気ないのも 困りもの
仮装盆踊り動画(2.2MB)