先週に引き続き,秋の釧路湿原を散策する。今週は標茶方面に向かおう。
塘路から道道クチョロ原野塘路線に入ると二本松という場所がある。
ここは遊歩道というより作業道のような道がついている。
とりあえずまっすぐ歩くと釧網本線が走っていた。
東側の展望地。写真ではなかなか伝わらないと思うが,これはすごい。手前がサルルン沼,奥が塘路湖。2つの沼の間に国道が走り,左の丘の裾に釧網本線が通っている。
湿原の真ん中を砂利の直線道路が突っ切っている。
道路の脇には釧路川がゆったりと流れている。
シラルトロエトロからの旧国道。今日は落葉松の紅葉の盛りで,日差しを浴びた鮮やかな黄色が素晴らしいが,デジタルカメラで普通に撮るとオートホワイトバランスという余計な機能が働いて,変な色になってしまう。
正面の山は和琴半島。その麓に小さく見えているのが野の花押花美術館で,アウトドア体験施設・自然塾の一角にある。私も以前押し花に凝っていたことがあったが,もう一度始めてみようかと思った。入館料は800円と高いが,喫茶店でハーブティーが無料で飲める。ハーブティーを飲んだらケーキとか注文しなければ悪いのかと思ったが,他にメニューがあるわけでもなく,純粋にお茶1杯サービスということらしかった。ここはお土産屋が充実していた。
ここまで来たら,川湯温泉に入らずに帰るわけにはいかない。砂湯経由で川湯へ向かう。
絵葉書的風景が見られる場所である。ここを通るとどうしても素通りできなくて,車をとめて寄り道してしまう。
日の入りは16時ちょうど。
温泉は今日はKKR川湯にした。ここは川湯では御園ホテル,ニュー湯の閣に次いで,3番目のお気に入りである。露天風呂だけでいえばここがいちばんいいと思う。PHも1.7と川湯温泉の中ではいちばん低い。38度くらいのぬるめの湯に1時間くらい浸かった。