ラベンダー畑駅到着。
ファーム富田まで歩いて10分弱。みんな一緒に歩いているので,一見団体客のようだが,今日はみな個人客である。今度は日本人が過半を占めており,少しほっとする。
ファーム富田も毎年新しい施設ができて,テーマパークのようになった。
お土産屋。ドライフラワーと香水・石鹸・蝋燭関係の棟に分かれている。今日は観光客が少ないのでいくぶんゆっくりと見ることができた。
早咲きラベンダーはかなり色あせていた。 | 遅咲きもピークを過ぎていた。 |
トラディショナルラベンダー。
ご存じ,彩りの畑。
ファーム富田からなら列車に乗るより歩いたほうが早い。途中でふらのバスの「ファーム富田(ミニ観光)コース」とすれ違ったが,車内はぎゅうぎゅう詰めだった。
今日はリフトに乗ってみた。
けっこうな急斜面である。これだけ急なところで根を張る植物というのはなかなかない。ラベンダーが富良野地方で植えられた来たのは香水の原料としてだけではなく,急斜面の表土流出を抑制する目的もあった。
天気が悪いので眺望はいまいち。しかし,リフトで上がった人は感嘆の声を上げて,なかなか下りようとせず,観光客の満足度の高さではトップクラスをいくラベンダー園だと思う。
富良野到着。
朝,7時20分に富良野駅を出てから約5時間経過した。5時間でこれだけ見ることができれば十分効率良く観光したといってよいのではないだろうか。
さて,一般に「富良野・美瑛」といった場合には,南富良野町と占冠村も含まれる。バスで占冠に行ってみよう。(実際には釧路に帰るためにはこのバスに乗るのがいちばん早いという理由があった。)
「富良野駅前」とはいっても,乗り場は少し離れているので注意が必要である。バス停は駅を出て左前方の信号のある交差点を左折して少し行ったところにある。
富良野駅のキヨスクで購入した期間限定の駅弁「ふらのとんとろ丼」を食べる。
14時8分,占冠駅到着。
占冠駅で村の広報誌を見ていると駅の広告があった。北海道の山奥の簡易委託駅なのに新幹線の切符まで扱っているとはすごい。
同じ占冠村営バスでも富良野に比べてトマム線はかなりマイナーである。運賃箱やバス停の自動放送もないので,乗り込むときに運転手さんに行き先を告げる。この時点で乗客はわたし一人。途中から2名乗ってきた。
滝の沢信号場を過ぎたあたりでとかち6号に抜かされる。この列車に乗っても良かったのだが,いずれにしても釧路に行くためには途中で乗り換えなければならないので,バスにしたのだ。
道道の沿線では道東道の工事が着々と進められていた。写真は下トマム小学校跡地付近と思われるが,かつては開拓農家が立ち並んでいたであろうあたりを根こそぎ土を掘り返していた。
トマム駅到着。
トマムリゾート。
トマム駅とリゾートの中継地点にあるインフォメーションセンター。今日はひっそりと静まり返っていた。誰もいなかったが,みどりの窓口は営業していた。
この列車で帰路に着いた。