今度は湿原の西側を通って釧路へ戻る。
タンチョウさん。これから雪が積もるまで,道路沿いの畑のいたるところでタンチョウが見られる。鶴見台にももうだいぶん集まっていた。
釧路と鶴居を結ぶ旧ルートであるが,現在は一般車両の通行が禁止されている。
温根内の駐車場にはいつも車がたくさんとまっているが,まだ訪れたことがなかった。
環境省の展示施設。釧路湿原を訪れるならまず最初に訪れるべき施設だ。
釧路湿原を代表する木道で,周回できるようになっている。今日は時間がないので通過するが,機会をあらためてまた来てみたい。
釧路市湿原展望台まで5km。鶴居軌道跡をひたすら歩く。
もは花はないだろうと思っていたら,タンポポが咲いていた。
夕暮れの湿原は不気味だ。熊はいないとされているが,ときどき湿原からバザバサっと音がするとビクっとする。
道には地獄を思わせるこんなものが。南無阿弥陀仏と念仏を唱えながら歩く。
軌道から分かれ,また長い階段を登る。
サテライト展望台まであとわずかだが,バスの時刻が迫っているのでまっすぐ湿原展望台に向かう。
釧路市湿原展望台に到着。
展望台からは湿原よりも釧路市街がよく見える。
16時52分,川湯温泉行きの路線バスに乗車。
温根内で下車。車1台が取り残されていた駐車場。
窮めつけに,北斗展望台からの湿原の夜景。
夜はラーメン屋の銀龍で。釧路のラーメン屋では一番だと思っている。釧路では珍しく味噌ラーメンが売りで,豚汁のようなあっさりしたスープでありながら,風味がよくやみつきになる。味もさることながら,厨房ではのんびりムードのご主人と清潔そうな奥さんの呼吸がぴったりと合っており,どんなに忙しいときでも手際よく調理をこなしていくのは見ていてほれぼれとするほどである。
旅行記終了。