2006年5月21日(日)
今年は何とか松前の桜を見に行きたかったが,やはり仕事がそれどころではなく断念。せめて近場でと,前の週に小樽に行ったが,出だしからとんでもないトラブルに巻き込まれて即帰宅することとなった。
花見には最後のチャンスとなるであろう,5月の第3日曜,天気予報はすこぶる良いようなので,思い切って出かけてみることにした。
桜の開花情報のホームページは,桜前線が北海道に上陸したあたりから更新が途絶えてしまうので困るが,調べてみると,和寒,剣淵方面でこの週末に桜祭りが開催されることがわかった。比布町,和寒町,剣淵町,士別市と,地味な農村が連なるこのあたりは一度訪れてみたかったところなので,この機に訪ねてみることにした。
旅の始まりは8番ホーム。
札幌〜旭川の往復はSきっぷで4940円。プラス60円で旭川駅から旭山動物園往復のバス乗車券がついた「旭山動物園アクセスきっぷ」を購入できる。といっても,今日は動物園に行くわけではなく,ただ珍しいので買ってみただけである。
旭川駅では高架化工事が着々と進んでいた。扇形車庫は健在。
旭川駅で「道北一日散歩きっぷ」を購入。
平地ではもう桜が散っていたが,峠を登るにつれて,満開の桜が目に入ってきた。
石狩・天塩国境,海抜256mに位置する塩狩駅。朝の早くから多くのカメラマンが列車を待ちかまえていた。
一度見たかった塩狩峠一目千本桜。
塩狩駅もあまり列車の便が良くなく,このあと4時間以上下り列車が停車しないので,いったん旭川方面に引き返す。