"あなたのリードで 島田もゆれる チークダンスの なやましさ みだれる裾も はずかしうれし 芸者ワルツは 思い出ワルツ "
京都の夜といえば"祇園小唄"を連想するが,東京の夜といえば"ゲイシャ・ワルツ"になるだろうか。
ゲイシャ・ワルツといえば神楽坂はん子である。
ガイドブックを見ていて,東京に神楽坂というところがあるのを知った。今回訪れた東京名所の中ではマイナーな部類に入るかもしれないが,それだけ来てみたかったところだ。
JR中央線飯田橋駅で降りる。
東京の夕景もなかなかきれいだ。北海道に来て空がきれいだと感動する人がいるが,東京も十分きれいじゃないか。
飯田橋駅から5分も歩くと神楽坂の入口に着く。坂に沿って500mほど店が並んでいる。昭和の始めには山の手随一の花街だったというが,今は遊郭もなく,情緒あふれる落ち着いた商店街になっている。好きな雰囲気だ。
神楽坂のシンボル毘沙門天。