利尻路

仙法志・鬼脇

仙法志

仙法志中学校

へき地5級,生徒19,教員13

仙法志小学校

へき地5級,児童29,教員7

仙法志小学校の写真を撮っていたら写真に写っている子達に「今何時ですか〜」と聞かれた。見知らぬ人を不信に思わない純朴な子ども達であった。


この日の中ではいちばん利尻富士が良く見えた瞬間。晴れていても頂上は雲をかぶることが多く,本当にきれいに見える日はそんなにないそうだ。

仙法志のあたりは漁村をバイパスで通過しているのでとりわけ道路が立派だ。利尻島1周道路は鴛泊市街を除けば概して幅の広い2車線舗装道路であり,スポーツカーに乗るなら利尻はいちばんいいという。警察はあるのだが基本的に取り締まりは行っていない。昔,厳しい取締りを行った警察官がいたのだが,島民は一致団結してその警察官に商品を売らないなどの抵抗を行い,その警察官は島を逃げ出してしまったという。それ以来,警察は島民に厳しいことを言えなくなってしまったらしい。

再び利尻富士町に入る。

鬼脇


利尻島郷土資料館。旧鬼脇村役場の建物を利用している。昭和31年,鴛泊村と鬼脇村が合併して東利尻村となり,同34年町制施行。1990年に町名を利尻富士に変更した。

利尻小学校

へき地5級,児童32,教員7

明治19年1月開校の利尻島最古の小学校。歴史があるだけあって,いちばん風格を感じる学校だった。

鬼脇中学校

へき地5級,生徒28,教員12

雄忠志内小学校


平成10年度をもって廃校。無用に大きな校舎,「雄小」の校章が堂々と掲げられたポーチ,ステンドグラスが埋め込まれた玄関ドア,校庭の美しいルピナスがなんともいえぬ寂しさをかもし出していた。

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