小坂駅
小坂鉄道は1994年9月に旅客営業を廃止したが,現在も濃硫酸を輸送する貨物鉄道として存続している。
腕木式信号機も現役である。
小坂町立総合博物館・郷土館
3館共通券を買ったので郷土館も見ておく。時間がないのでさらりと見学。鉄道車両や明治時代の発電機の展示が興味深かった。
国道282号。
小坂鉱山事務所
康楽館のすぐ近くにあって,これがまた大変立派な建物。札幌の豊平館や旧函館区公会堂よりも立派である。北海道の炭鉱遺産でこの種のものといえば夕張の鹿鳴館くらいしか残っていないが,この違いは何なのだろうか。
小坂では幸楽というホルモン屋に行くべしと,ある人からご教示をいただいたいたが,一人で焼き肉というのはどうも抵抗があるので今回は見送った。
青銅館
それで食事はこちらも有名なレストラン青銅館へ。名物・黒鉱カレーを頼むと歯ブラシが出てきた。歯まで黒くなるということか。ここも連休の夕刻だというのにお客は他になし。
花園館という現役の映画館。
旧市街という趣の商店街。
役場もさぞかし立派なのだろうと思ったら,至極みすぼらしい庁舎だった。
乗客は全区間を通して私だけだった。これでは小坂鉄道の旅客部門が廃止されたのもやむを得まい。
小坂鉄道と何度も交差しながら県道2号十和田樹海ラインを行く。
大館駅前到着。
今回の旅行で普通列車に乗るのはここだけ。
荒屋新町到着。
荒屋新町駅は安代町の中心市街地にある。駅前は立派な商店街になっているようだが,怖いぐらいに真っ暗。SPARまで閉まっていた。まだ9時前だというのに少し店じまいが早すぎはしないか。
明日は天台寺の例大祭。菅江真澄も天明5年(1785),ここで宿をとり翌日天台寺を訪れている。私も同じ道を通って天台寺を訪れてみたい。
本日のお宿は村上旅館。ホームページから予約したのだが,なかなか立派な旅館だった。例大祭の前の日なので参拝客で賑わっているかと思ったが,他に宿泊客がいる様子もなかった。ゴールデンウィークでも空いている宿は空いているものだ