久慈行きの普通列車は,昨年3月に投入された36-600型新造レトロ調車両「さんりくしおさい」で運転されていた。
沢漁港 | 国道45号安家大橋 |
途中の展望ポイントでは,1分程度の停車があった。
久慈到着。
三陸鉄道・久慈駅 | JR八戸線・久慈駅 |
久慈駅はなぜこんなところにこんな駅がと意外に思うほど,大きくて都会的な駅舎を持つ駅である。三鉄,JR両方の駅にそば屋があった。
みちのくフリーきっぷのバスオプション券では,久慈から二戸行きのスワロー号と,盛岡行き白樺号のいわて沼宮内駅までの区間が乗り放題である。
スワロー号には乗ったことがあるので,今回は白樺号に乗車してみたい。
久慈渓流の紅葉がまた素晴らしかった。
道の駅白樺の村やまがた。バス停の名前はJRバスらしく「陸中山形」という。もとの山形村の中心部だが,今年3月に久慈市と合併している。
山形集落を過ぎると徐々に標高を上げ,車窓にはカラマツの黄葉が目立つようになった。
平庭高原に差し掛かると,見事な白樺林となった。その規模は日本一だという。
葛巻駅到着。白樺号はここで5分ほどトイレ休憩のため停車する。葛巻に鉄道はないが,江戸期以来の宿場町で,昭和14年に国鉄バス(当時は省営バス)の路線が開通してからは,交通の要衝として賑わった。
バスの待合所は「JRハウスくずまき」といい,2001年に出札窓口が閉鎖されたものの,2004年に「まちの駅くずまき」として生まれ変わり,町内で採れた野菜や雑穀を販売している。