久慈行きに乗って平庭高原まで引き返す。
標高743mの平庭高原。北上山地は閉伊街道の区界高原,小本街道の早坂高原,野田街道の平庭高原と,いずれも峠の頂上が高原状になっているのが特徴である。
平庭高原ビール工場の向かいの「レストラン白い森」で昼食とする。短角牛丼,800円。
実家からの帰りであろうか,ここまで車で送ってもらってバスに乗る人もいた。
昨日に続いて,いわて沼宮内駅に到着。かつて「うまくない」と揶揄された小駅も,いまではすっかり交通の要衝になっている。
小さいながらもお土産屋があった。自分用にせんべいなど買い込む。観光情報コーナーは充実しており,三陸海岸のパンフレットもたくさんあった。この方面に来るたびに,次は三陸海岸をじっくりと訪ねたいと思うのだが,今回もまた内陸に入ってしまった。次こそは三陸海岸の旅を実行したい。
さて,あとは札幌へ一直線である。
おなじみ八戸駅での大量乗り換え。
1号車はグリーン席との共用で,普通車指定席は4列14席のこぢんまりした部屋になっていた。落ち着いた雰囲気で,和やかに本を読みながら過ごす。
味噌ヒレカツ弁当(600円)。八戸駅の駅弁は,結局これがいちばん安くてボリュームがあってよいと思う。
昨年のクリスマス以来の函館駅。
札幌駅到着。
旅行記終わり。お読みくださいました御志を心より深く感謝いたします。