北海観光節旅行記八割方TOKYO

下田

伊豆で松崎とあともう1か所訪れることができるとすれば,下田を訪れたいと思った。下田はペリー来航の地であるが,それよりもやはり,音丸さんの「下田夜曲」,三波春夫の「雪の渡り鳥」など歌謡曲での印象が強かった。

まずは駅から少し離れたところにある観光案内所で地図を手に入れた。「これがよろしいんじゃないでしょうか」と言って渡された地図は,まったく使い勝手の悪いものだった。

宝福寺唐人お吉記念館

 

唐人お吉のお墓があるお寺。ここは多くの観光客が訪れていた。

 

昼食は長寿庵で早め年越しそばとした。店内はそれほど混雑していたわけでもなかったが,ひどくどたばたしていた。なっとうそば880円+ライス280円。ライスの大きさに驚いた。

このそば屋もそうだったが,昨日訪れた大島以来,ほとんどの店や施設の時計は5〜10分時刻が進んでいた。この地方の習慣なのだろうか。

下田開国博物館

 

入館料1000円は少し高いかなと思ったが,それだけの価値はある博物館だった。ここでも唐人お吉のコーナーに人だかりができていた。

了仙寺宝物館

 

了仙寺は下田条約の締結地。宝物館は黒船やペリーに関する絵画のコレクションで知られる。白目が青く描かれたペリーが印象的だった。

ペリーロード

上陸したペリー一行が軍楽隊を先頭に行進したという道筋。

 

下田にもなまこ壁の建物が多く残っていた。

下田港。

開国記念碑

下田港を見下ろす広場に建つ記念碑だが,観光客の姿は皆無だった。

ペリー上陸の碑

ペリーはここから上陸して,了仙寺に向かったという。

広々とした下田駅。下田市の人口は約25000人。同時に開港した函館に比べるとこぢんまりした印象を受けたが,人口の割りには大きく見える町だった。

終着駅の雰囲気漂うホーム。

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