昨日,車で迎えに来てもらって道を歩いて港へ向かう。10分くらいの道のりだ。
船の乗り場にはNPOたきどぅんの案内書があった。「たきどぅん」とは竹富島の方言名で,初めて渡来した酋長の名に由来するという。
船は相変わらず暴力的なスピードで海上を駆け,10分で石垣島に着いた。
石垣島では,昼食に1時間余りの余裕をとってあった。再び,市場のモール辺りまで一巡りしてみたが,これといった食べ物もなかったので,ターミナルで弁当を買った。
テレビではまた大相撲この一年をやっていた。高見盛は同い年である。
明日乗る予定の上原航路は,この一週間くらいずっと欠航である。既に予約してあったので,窓口の人にどうなるか聞いてみた。それは明日にならないとわからないという型どおりの答えを予想したが,この分では厳しいかもしれませんと,正直に答えてくれた。
船の大きさは竹富航路とほぼ同じで,満席で出発した。
定刻で西表島到着。ターミナルの前には大型バスが何台も並んでおり,石垣島や竹富島とはまたまったく異なる雰囲気だ。
バスが来るまで少し時間があるので,市街を歩いてみる。信号もあった。日本最南端の信号だという。
日本最南端の豊原バス停までは間に合いそうもなかったので,大原診療所前から乗車した。
早速,3日間のフリー乗車券を購入した。
大原港からたくさんの観光客が乗車し,満席になった。
西表島はアウトドア派の人が多いのかと思ったが,意外と幅広い層の人たちがいた。
仲間川を渡る。日本のアマゾンとも呼ばれ,船でマングローブ林を見に行くツアーが人気である。
離島ではあるが,スケールが非常に大きい。この疎な感じは北海道の中でも別海や中標津に似た趣がある。
植生もよく見ればヤシっぽい葉に気づくが,一見して釧路湿原などと区別がつきがたい。
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イリオモテヤマネコのモニュメントや看板がいろいろなところにあった。実際に見ることはめったになしらしい。
日本の音風景100選,
バスは,路線バスとしてはあり得ないくらいのスピードで,快適な2車線の道を駆けていった。
由布水牛車着。ここで,かなりの観光客が下車した。