富良野線

西瑞穂 にしみずほ 無人駅
旭川市西神楽1線9号
昭和33年3月25日開業
標高134m  56人
単線
旭川より7.4キロ
西御料より2.2キロ
2001.1.8乗車

●西御料→西瑞穂の車窓

旭川から千代ヶ丘辺りまで富良野線は盆地の東端を走り,車窓は左に丘,右に平地が開けるという景色が続く。西御料を出て,左に小山が過ぎて行けば,いよいよ田園地帯に入る。水田の区画は線路にきれいに直交していて気持ちが良いが,ここはもともと皇室の財産である御料地だったところ。御料地の区画は殖民区画や屯田兵の区画と異なり,農家の建ち方もまた独特である。

●西瑞穂駅

単線ホームの簡素な駅。昭和33年,ディーゼルカーの導入に伴って設置された駅の一つである。富良野線の駅は訪れる鉄道愛好者も少なく,駅ノートの類は見られない。待合室にも特別何もないが,造花が飾ってあり,真冬だというのに鮮やかに花を咲かせているのはおかしかった。
向かいに工場があるのが印象的だが,周りは全部田んぼ。富良野線の駅の中では,恐らくいちばん長い間変化していない駅である。駅の利用者は農家の高校生のほか,林産試験場に通勤する人たちがいる。

●見どころ

□木と暮らしの情報館

国道を左に徒歩3分。道立林産試験場に併設。集成材建築に木の情報を展示。なお美唄に道立林業試験場があるが,木を切るまでが林業試験場,木を切った後が林産試験場ということで分業している。

900-1700 水祝休(11-4は土日祝休) 無料

西御料 北海道駅前観光案内所 西神楽